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「レビュー」でプロとして食べていくこと

はじめまして、家電プロレビュアーの石井和美です。家電を検証し、評価する仕事をしています。

評価した内容は、執筆して媒体に掲載していただく、コメントする、動画で紹介するといった仕事になりますが、やはり一番多いのはレビュー記事を書くライターとしての仕事です

ライターという職業は女性に注目されている

ライターは注目されている職業のひとつで、家でもできることから女性にも人気があります。2017年度版「中学生・高校生がなりたい職業ランキング(ソニー生命保険株式会社調べ)」では、女子中学生がなりたい職業の第7位に「文章を書く職業(作家・ライターなど)」が堂々ランクインしていました。

ライターは、テクニカルライター、コラムニスト、ジャーナリスト、速報系記者、インタビューなどメインに行う取材系ライター、クラウドソーシングで請け負うライターなど、ジャンルはさまざまです。

ライターの中に「レビュアー」も存在するのですが、レビュアーを目指す方はほとんどいません。不人気の理由は、手間と時間がかかる割にお金になりにくいからだと考えています。

レビュー仕事は儲からない?

ショッピングサイトなどでレビューし、アフィリエイトなどで小遣い稼ぎができても、レビュアーとして稼いで生きていくのはほぼ無理です。クラウドワークスで請けても同じことで「レビューで食べていける人」はほんの一握りというのが現状です。

プロのレビュアーというのは、きちんとレビューで稼げる人のこと。どの程度稼げればプロといえるのか、人それぞれだとは思いますが、個人的には「都内で一人暮らしができ、健康で文化的な生活ができる程度」だと考えています。フリーランスは社会保険もすべて自分で支払わなければならず、交通費なども自腹となります。少なくとも30万円以上は稼ぎたいところです。

しかし、レビュー仕事は本数を稼ぐことができないので、職業としてはあまり人気はありません。というのも、時間をかけて一つ一つしっかり検証しなければならないからです。

人手不足、だからこそチャンスがある

それでもプロのレビュアーとして自立できる方法はあります。私は10年以上レビューの仕事をしていますが、ここ数年は順調で近所にレビュー専用の一戸建て(3LDK)を借りました。固定費はかなりかかりますが、それでも利益はちゃんと出ています。

レビューはハッキリ言うとキツイです。でもやりがいがあり、とても楽しい仕事で、本腰を入れて頑張れば自立することもできます。今は人手不足でもあるので、プロレビュアーになるチャンスもあります。このnoteが、プロレビュアーを目指す方の参考になれば幸いです。


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