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本棚の大掃除をはじめます

インドネシアはイスラム教が大半を占める国ですが、モールなどではクリスマス装飾が目立つ時期になってきました。

気温の変化はほぼありませんが、年末がいよいよ近づいてきた感覚がします。

年末と言えば、何を思い浮かべるでしょうか。
わたしの場合、パッと思いつくのは「大掃除」です。

特段「年末」にこだわる必要は無いのですが、そういう大義名分があったほうが意外と掃除がはかどります。何かしらのきっかけが無いと、どうしても腰が重たくなりがちです。



今回の狙いは本棚。

去年シンガポールから引っ越してくる際にだいぶ手放したはずなのですが、実はまだまだ残っています……。

本はだいぶ手強いですね。

「やっぱりもう一度読むかも」
「これは好きな作品だから」
「また読みたくなるかも」
「いつか役に立ちそう」

後ろ髪を引かれる理由がたくさんあります。
でも、読まない状態ではただの紙の束。中にはコレクションとして所有すること自体に価値を見出す場合もありますが、わたしは思い切って手放すことにしました。ぜんぶで40冊ほどあります。

特に森見登美彦さん上橋菜穂子さんの作品が大好きで、手元に何冊もあったのですが、読み返すことはないだろうと思います。読み返すとしても数年先でしょう。また読みたくなったら、今度はKindleで入手しようと思います。



こんなとき、日本に住んでいたら図書館を活用して、もっと色々な本が読めるのになぁ……と羨ましくなります。無料であれだけの施設を利用できるなんて、改めて考えると驚きですよね。


ちなみに、今回手放す本のうちの何冊かは、現地に住んでいる日本人のお友だちに引き取ってもらうことになりました。読書の趣味が似ているので、こういうときにとても助かります。

海外に日本の図書館はあまりありませんが(日本人会などがあれば、小規模の図書館はあるかも)、こうやって知り合い同士で受け渡されていく本は結構多いです。

こんなふうに次から次へと、人の手を渡っていくのも面白いですよね。海外生活ならではの「本当の出会い」だと思います。



全体の大掃除はまだまだ終わりそうにありませんが、さっぱりした気持ちで新年を迎えられるように、今から少しずつ進めていきます!



みな

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