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カンボジア遺跡のフォトアルバム|2023年5月&6月

約1ヶ月前に7日間分のアンコールパスを購入しました。

アンコールパスとは、アンコール・ワットなどをはじめとするカンボジアの遺跡観光の入場券です。

シェムリアップ周辺のほとんどの遺跡が対象で(いくつか例外はあります)、カンボジア観光の際の必須アイテムと呼んでも過言ではないほど。

7日間使用できるアンコールパスは、購入日から1ヶ月間有効です。対象期間のうち、自分の好きなタイミングで7回(7日間)使うことができます。

一般的なカンボジア旅行であれば、3日券や1日券を買うことが多いと思います。詳しく知りたい方は、ぜひこちらの記事を読んでみてください。


さて、せっかく7日券を購入したので、わたしたちもこの1ヶ月の間でいくつかの遺跡を訪問してきました! 中には数年ぶりに訪れた遺跡もあったので、様子の変化に驚くこともありました。

それぞれの遺跡のくわしいレポートは、わたしたちが運営しているサイト「Cambodia Note」でまとめていく予定ですが、作業が山積みでなかなか更新が進まないので笑、先に簡単な記録だけでもnoteに残していこうと思います。

今回は写真メインの内容です。


アンコール・ワット Angkor Wat

言わずと知れたカンボジアの象徴的存在。
何度見てもそのスケールと存在感に圧倒されてしまいます。

聖地から眺めるアンコール・ワット
まっすぐ続く参道
第一回廊「マハーバーラタ」
第一回廊「天国と地獄」
第一回廊「スールヤヴァルマン2世」
第一回廊「乳海攪拌」


バイヨン Bayon

アンコール・トムの中心に位置する寺院です。
四面仏(観世音菩薩とする説が有力らしい)と呼ばれる巨大な尊顔が有名ですね。

バイヨンに関しては、サイトでも記事をまとめたので、よろしければ覗いてみてください!

バイヨン寺院の外観
第一回廊「勝利祈願のために生贄にされる水牛」
奥に見えるのが第二回廊
柱に刻まれたアプサラの浮き彫り
デヴァター像

残念ながら中央祠堂エリアには立ち入りができなくなっていたため、巨大尊顔を近くで撮ることはできませんでした。

(*以前訪問したときの写真)

バプーオン Baphuon

同じくアンコール・トム内にある遺跡です。
中央に続く「空中参道」が特徴的。

パブーオンの空中参道
頂上からの景色
階段は結構急です

ピミアナカス Phimeanakas

蛇神の伝説が残るピミアナカス
現在は階段が封鎖されています

女池、男池 Royal Pond

女池
女池に刻まれたナーガのレリーフ
女池に刻まれたナーガのレリーフ
男池はシンプルで小さい造り


象のテラス&ライ王のテラス

象のテラス
5つの頭を持つ馬
ライ王像(これはレプリカ)
ライ王のテラス
ライ王のテラス

タ・プローム Ta Prohm

映画『トゥームレイダー』のロケ地になったことで注目された遺跡です。

大樹が絡まる姿が撮影スポットとしても人気を集めています。

大樹が遺跡に絡みつく姿
恐竜のような生き物

バンテアイ・クデイ Banteay Kdei

バンテアイ・クデイ(Banteay Kdei) 遺跡は、12世紀末にジャヤヴァルマン7世によって建設された仏教寺院です。その名は「僧侶の砦」を意味しています。

2001年に日本の発掘チームによって、大量の仏像などが発見されたことにより、世界的な注目を集めた遺跡でもあります。

バンテアイ・クデイ(東側の塔門)


スラ・スラン Srah Srang

かつて王や高僧の沐浴池として使われていたそうです。
バンテアイ・クデイ遺跡のすぐ隣にあります。

朝日鑑賞といえば、アンコール・ワットが有名ですが、実はスラ・スランからの朝日もとても綺麗です。


プラサット・クラヴァン Prasat Kravan

小型の遺跡ながら、内部の浮き彫りが美しい遺跡です。

ヴィシュヌの神妃ラクシュミー
3面に描かれたヴィシュヌ神

プリア・カン Preah Khan

ジャヤヴァルマン7世によって建てられた仏教寺院です。

2階建ての建造物は遺跡の中でも珍しく、見どころの一つになっています。

ナーガを踏みつけるガルーダ

ニャック・ポアン Neak Pean

ジャヤタターカと呼ばれる貯水池の中央にある遺跡です。
桟橋を渡って、人口の小島まで向かいます。

タ・ソム Ta Som

こちらもジャヤヴァルマン7世によって建てられた仏教寺院です。
美しいデヴァター像や破風、大樹に覆われた塔門が見どころ。

腕を削られた観世音菩薩
髪をしぼる仕草をするデヴァター
木の根に覆われた塔門


東メボン East Mebon

東バライ(貯水池)の中央にある寺院です。
現在では、東バライはすでに干上がっていますが、かつてはニャック・ポアンのように水に浮かぶ寺院でした。

リンテル(まぐさ石)に刻まれたインドラ神

プレ・ループ Pre Rup

東メボンの近くにある遺跡です。
どうやらかつては火葬場として使われていたそうです。

頂上からの見晴らしが良く、夕日の鑑賞スポットとしても人気があります。

実は北側に木製の階段がありました

バンテアイ・スレイ Banteay Srei

言わずと知れたアンコール芸術の最高傑作。
「東洋のモナリザ」と呼ばれるデヴァター像がとても有名です。

それだけでなく、数々の破風に刻まれたヒンドゥー教にまつわる場面も見応えがあります。

ヴィシュヌ神がヒラニャカシプを倒す場面
ナンディンに乗るシヴァ神とその妻ウマ
聖水を注がれるラクシュミー
カンダヴァ森の火事の場面
魔王ラーヴァナがカイラシュ山を揺らす場面

ほかにもまだまだ見どころがあります!
よろしければこちらの記事もご覧ください。


バンテアイ・サムレ Banteay Samre

シェムリアップからはやや離れた位置にある遺跡で、訪れる人は多くありません。そのためじっくり静かに鑑賞したい人にはぴったり。

高い壁でぐるりと囲われているので、要塞のような印象を受けます。


まとめ

1ヶ月間で17箇所訪れることができました。
もうちょっとペースをあげれば数は増やせた気もしますが、これからチャンスはたくさんあるので、また他の遺跡は次の機会に訪れてみたいと思います。

ベンメリアやコー・ケー、プレア・ヴィヒア、サンボー・プレイ・クックなども機会があれば再訪したいなと考えています。


せっかく訪れた遺跡を記録として残していくために、ブログで記事をまとめていますが、こちらは牛の歩みでなかなか進みません笑。あれこれ調べるうちに書きたいことが次々と出てくるので、三歩進んでは二歩下がる状態です…。こちらは細々と頑張りたいと思います!


カンボジア観光と言えば、アンコール・ワットが目玉ですが、それ以外にも魅力的な遺跡がたくさんあります。もしカンボジアを旅行される機会があったら、ぜひ小型の遺跡にも足を運んでみてくださいね。

最後までご覧いただきありがとうございました!


みな

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