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【コロナ禍渡航】ケニア ナイロビ①

1/20 18:50
カタール航空 QA1341便 ドーハ発 ナイロビ行き

成田から現地時間で4:30頃ドーハに着き、何と14時間強のトランジットを乗り越え、やっとの事で搭乗ー。

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んー、やっと搭乗できこれで最終目的地のナイロビまで直行できそうだ。

…と、一瞬安心したのも束の間ー。

このあと、搭乗後の機中で事件は起こる。

自身の予約していた座席は、「27A

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座席の正面まで行くと、

「およよ、、、?」

まさかの、27A, 27Bに跨がってカップルが座ってる!!笑
まあ、間違えて座ったのだろう、航空券を見せて話してみるか。

と思った矢先、客室乗務員の方が通りかかり、彼らの搭乗券をチェックすする。彼らの持っている搭乗券には27C(彼氏), 36A(彼女)と書かれている。

(なぜ、2人でこんな離れたシートを予約したのかというツッコミはさておき、、笑)


交渉する余地もなく、彼氏の方が、満面の笑みでウィンクして「Thank you!」って言ってくる。ここは、2人の距離を引き離す訳にも行かず、席をお譲りすることに。

客室乗務員の方も、(日常茶飯事だからなのか、もしくは彼のウインクの一撃に負けたのか)1秒もたたずに諦めて
「こちらへ来い」というので、誘導されるがままに36A(当初の予約と同じ、窓側席)へ!
「あれれれれれ!?」
またもや座ってる人いるよ!?流石に先程の出来事で動揺して、目が錯覚を起こしているかな?と思い、もう一度シートの上の棚の座席番号を見る。3度見くらいしてもそこには "36A"と書かれている。
申し訳無さそうに、既に座っているガタイのいいケニア人らしき人に、
「あれ?Your sheet No. 何番だっけ?」と聞いみる。彼は、自身の航空券を確認し、そこには案の定しっかりと"36H"と書かれている。なるほど、、笑

事のいきさつに気がついたのか、もしくは気づいてたけど「あ、やべっ」と思ったのか(恐らくは、後者。笑)
彼は、特に悪びれる様子もなく

「荷物動かすのめんどいし、ここでOK?」

とのこと。笑
流石に楽しくなってきて、渾身の笑顔で、

「おお全然いいぜ!でも、初めてのナイロビだし着陸時に君の体の前を僕の腕が通過してスマホでシャッターカシャカシャするかもー。」

と言ってみた。
そしたら、めちゃくちゃ笑顔になり

「もちろんいいぜ!何枚でも撮ってくだされ!」

とのこと。
これはこれは、、
彼とは、新しい友情が築けそうだ!笑
とか思ってたら、先程の客室乗務員の方がとことこやって来て
「向こうに、3列連チャンで誰も座ってないWindow sheet空いてるぜ!」

とのこと。
彼と仲良くなれそうなチャンスも捨てがたいが、これから長いフライトだし、3連チャンの空席シートはそそられる...

一瞬の判断だったが、後者の感情が勝ってしまい、先程の5秒間くらいのやり取りで若干友情が芽生えかけた彼の笑顔を尻目に3連チャンシートを優先してしまったのであった。
そして、最終的に落ち着いたのがこの30Aの席。

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どうせなら、ここまでに出会った彼ら、彼女らとも記念撮影でもして、写真でも登場していただければ良かったのだが、まぁ仕方ない。。笑

そして、色々あったが運良く3連チャンのシートにありつけた!「さぁ、シートベルトサインが消えると座席を3つ使って横になって寝れる。ラッキー!フライト時間もそれなりに長いしなー。」とか思っていたが、甘かった!

最後の最後に通路反対側から、1人滑り込みで30Cへ移動!というオチ付き。笑

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大人しく、30Aのシートに座って眠りについたのでした。

まさか、飛行機の中でこんなに椅子取りゲームするとは、、、
細かいことを気にしてた、自分がちっぽけでした。世界は、まだまだ広いですね。笑

離陸どころか、タラップもまだ飛行機に接続されている時点から相当に楽しませてくれてありがとう。


※当然ながら、こんなにシートをたらい回しになるのは初めての経験でした笑

とはいえ、何かこの一筋縄でいかない感じ最高!これは、ケニアに到着する前から、彼らの文化というか、このアバウトさ(?)に既にハマりそうだ、、笑

続く⇒

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