【プログラミング学習】 キャッシュ対策
こんばんは!
今日は、昨日の記事の続きでキャッシュ対策について書きます。
昨日の記事をまだ読んでいない方は、ぜひ読んでみて下さい。
【プログラミング学習】 なぜかWebページの更新が反映されない時に確認すべきポイント
必要な時に取得データを更新させる方法
Webを更新したのに、ユーザーのブラウザにキャッシュが残っていて、更新が反映されないのでは困ってしまいます。
そこで何かしらの対策が必要なのですが、まず1つやれる方法として、ブラウザに一切のキャッシュをさせないという方法があります。
サーバー側の対応で、ブラウザに一切キャッシュをさせないことができるのです。
そうすると、ブラウザはデータをキャッシュしなくなるので、毎回サーバーにデータを取りに行きます。
そうすると当然、Webを更新した時にはそれがユーザーのブラウザに反映されることになります。
しかし、それではキャッシュが全く使えなくなってしまって、画面の表示が遅くなってしまいます。
データが更新されていない時にはキャッシュを使わせるようにして、データが更新されたら、その時にはデータを取りに来るようにしたいですね。
簡単な方法があってそれが、cssやjavascript、画像のファイルについてクエリパラメーターを付けてあげることです。
cssファイルを例に見ていきます。
最初のリリースでは、cssファイルの参照を
<link rel="stylesheet" href="css/style.css?version=1">
としておきます。
そして、次にcssを更新した時には、
<link rel="stylesheet" href="css/style.css?version=2">
に変更をしてやります。
クエリパラメータを変更しているだけなので、取得しにいくcssファイルは変わらないのですが、URLが変わっているので、ブラウザは別ファイルと判断します。
別ファイルと判断するためにブラウザはキャッシュを使わずに、サーバーにデータを取りにいきます。
従って、無事、cssの更新を反映させることができます。
以降、クエリパラメーターを更新するまでは、cssファイルに関して、ブラウザはキャッシュを使ってくれるので、cssの取得は高速化されます。
これはjavascriptファイルであっても、同じです。
内容の更新をした時だけ、クエリパラメーターを付与してあげれば良いのです。
いかがでしょうか?
簡単では無いでしょうか?
作業自体は非常に簡単なのですが、これを更新のたびに毎回やらないといけないとすると、意外に面倒です。
そこで実は、ファイル変更時にクエリパラメーターを自動で変更して付与するような仕組みもあります。
毎回手動で実施するのは大変なので、そのような仕組みを使って対応するのが一般的です。
その方法については、また別の記事で紹介したいと思います。
昨日・今日とキャッシュについての記事を書きました。
「変更が反映されない!」となった時には、ぜひ今回の話しを思い出して下さい。
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