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#10 日本語禁止の英語授業。中盤〜終わりまで 会話中のリアクションは大切!

テキストの会話文を声に出してのリピートが一通り終わったら、二役(会話しているAさんとBさん)に分かれます。

まずは先生がAさん役、生徒みんながBさん役→役を変えて行う。


ここで頑張りたい人は、テキストを見ないでやってみます。これがなかなか難しい。。

スピードが速く感じます。

基本的なルールとして、復習はいくらしてもいいけど、予習する範囲が限定されています。ですのでテキストの内容を覚えてから授業を受けることができないのです。

その日に知った会話内容を、”いかに自分ごとにしてしゃべるか”ということに当時は注力していました。


次に同じ内容で、生徒同士ペアになって会話練習をします。

日本人同士で英語を喋るのってなんか恥ずかしいんです。でもすぐに慣れますけどね。

授業の最後に宿題を出されるのですが、この生徒同士の練習の間に、先生が宿題を見てまわります。


ペア練習は3分ほどで終わり、テキストの単語や同音異義語を勉強します。


ここまでで授業開始から25~30分くらい経ってます。



終盤は会話内容の応用を行います。

例えば自己紹介であれば

Aさん 

「初めまして」「私はOOです」

Bさん 

「初めましてAさん」「私はOOです」「OOのOO(アメリカのフロリダ)から来ました」「あなたは?」

Aさん 

「私はOOのOOから来ました」「Bさんは何を(職業など)していますか?」

Bさん 

「私はOO(職業など)をしています。」「Aさんは(なにをしていますか)?」

Aさん

「OOです。」「どうぞよろしく」

Bさん

「よろしく」


といった会話の【OO】の部分を入れ替えて練習するのです。


いきなり出来るレベルではないので、まずは【OO】に入る単語を先生がイラストを用いて説明してくれます。

出身地なら「アメリカーフロリダ」「ドイツーミュンヘン」「タイーバンコク」「中国ー北京」など(ミュンヘンと北京の発音は日本で使っているものと違います。そういうことも勉強します)

仕事なら「学生」「会社員」「警察官」「医者」「銀行員」「教師」など

入れ替えに必要な知識(単語)を事前にさらっと勉強するんですね。


そして単語を振り分けた3パターンの練習です。

パターン1

  Aさん アメリカーフロリダ 教師

  Bさん 中国ー北京 銀行員

パターン2

  Aさん ドイツーミュンヘン 技術者

  Bさん 日本ー京都 学生

パターン3 ・・・

といった具合で先生と生徒全員→生徒同士ペアで練習します。


いつも先生に言われていたのが「相手の発言に対してリアクションをしましょう!」ということでした。

Wow!

とか

Oh

とか

Really!など


やることが決まっている会話練習でリアクションするのは、少し恥ずかしいです。

でも実際の会話を考えた時に、話し相手とリアクション無しで会話しているのって不自然だし、リアクションがないと寂しくないですか。



リアクションは相手との会話をつなげる簡単で効果的なテクニックなんですね。



そして授業の最後は「オリジナル」の会話練習です。

3パターンの【OO】の部分を、自分の好きなワードに変えて行います。

自分自身のことでもいいし、全く関係ないことでもいい。


その人の個性が出て面白いセッションです。


ここで授業が終わり、先生も生徒も日本語解禁です。先生が評価や感想を言ってくれたり、次回までの宿題について説明してくれて授業が終わります。


あっという間です!


そして基礎文法の授業へ続きます。

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