見出し画像

グリサイユ画法のペイントツール「GrisaillePainter」の説明書

ダウンロードされる方はこちら。↓
https://drive.google.com/drive/folders/1l0jj-3gXoTFZUIiAYEMu56dv6Gkm70Jh?ths=true

2024年3月7日 更新

※今のところ試作品ですので、
不具合が残っている可能性があります。


これも去年の3月ぐらいに
ザラッと作っていたものなんですが、
使い勝手が良くないところや不具合がありましたので、
本日、大改修を行いました。(2024/2/18)

大きな変更点としては、
グラデーションと色のパレットが追加されています。

ちょっとまだ面倒かもしれませんが、
ご興味のある方は、
試しに使ってみていただければと思います。

■「グリサイユ画法」とは何か

・googleで検索されてご覧になられた方が
 わかりが早いかと思うんですが、
 最初に、白黒の画像を描いておきまして、
 その上に色彩をのせていくという描き方です。

・「PhotoShop」だとかには
 すでに1990年代から似た機能があるんですが、
 これは「グラデーション・マップ」と言われています。

・クリスタにも付いているらしいんですが、
 色を変更してすぐに反映されないようですから、
 その点は、うちの方が便利かなと思います。

■このツールで絵を描く手順

(1)まず、元となる下書きの画像が必要なんですが、
  これは紙に鉛筆で書いたデッサンだとかがいいと思います。

  あと、輪郭線からマスク画像を作りますから、
  上から万年筆やペンで
  輪郭線がなぞってあると、なお良いです。

  これをメニュー欄の「ファイル
  →「開く」から読み込みます。

  すると、グレイスケール画像マスク画像
  それから、ペイント済み画像という3枚の画像が
  作成されるか、すでに作成済みの場合は読み込まれます。

(2)次に、画像を塗り分けていくんですが、
   そのためにマスクを追加していきます。

   まず、「マスク一覧」タブで、マスクを追加したら、
   次に、「ポイント一覧」タブで、塗るポイントを追加します。
   
   そして次に、「プロパティ」タブで、
   マスク色マスク名グラデーションを設定します。

   このようにして、マスク領域を追加していきますと、
   マスク画像の上には、塗りポイントのある領域が、
   マスク色で塗られます。
   そして、ペイント済み画像では、同じ領域が
   グラデーションで塗られます。

   グラデーションの色は、256色の階調になっていて、
   これはそれぞれグレイスケール画像の明度に対応しています。

(3)「表示」タブでは、
   各画像の表示を切り替えることができます。
 
   また、画像のスクロールに便利な
   縮小マップも付いています。

   「輪郭線の許容値」に関しては、
   どの程度の明度までを輪郭線とみなすかという値であり、
   値を大きくしていくと、輪郭線が太くなります。

(4)メニュー欄の「ファイル
  →「上書き保存」or「別名で保存」をクリックすると、
  作成された各画像ファイルと、マスクデータが保存されます。

  (各ファイルのファイル名は、元画像のファイル名の後ろに
  「__mask」だとかのプリフィックスが付いたものになります。)

  それから、
  カラー・パレットと、グラデーション・パレットのデータは、
  このツールが閉じられる際に保存され、
  再び起動した時に読み込まれます。

  また、このパレットデータに関しては、
  それぞれの選択画面から
  任意のファイルを読み込むこともできます。

更新履歴


2024年2月19日 ver.1.2 をアップデート。(不具合は粗方修正。)


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?