【詩のようなもの】摘む手

花を摘む手を止めました
『ウチに来てくれる?ココで咲いていたい?』
だからダメなんだろうな
遠くから眺めていれば良かったのに
摘んでしまったから
一輪挿しも買って 水もあげたけど
枯れちゃった
残ったのは空の一輪挿しだけ
まるでワタシの心のよう
咲き続けてはくれなかった…あなた
あのままだったら
ずっと咲いていたのかな?
ずっと眺められたのかな?
花を摘む手を止めたまま 明日も咲いていてと願った

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