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タッカー・カールソン/アメリカとイランの戦争を止めるのは、この男か?

アメリカとイランの間の戦争の危機が高まっている。この状況で思わぬところからイランとの戦争に反対する声が上がった。フォックス・ニュースである。フォックスは、メディア王のルペルト・マルドックの支配するチャンネルである。保守で共和党支持でトランプ支持で知られている。したがってトランプお気に入りのチャンネルである。

そのチャンネルの人気キャスターにタッカー・カールソンがいる。激烈な民主党攻撃で知られる人物である。このカールソンが、イランとの戦争はトランプを一期限りの大統領にしてしまうとの論陣を張っている。同大統領周辺の対イラン強硬派のジョン・ボルトン補佐官などをアメリカを戦争に引きずり込もうとしていると批判している。 

 もしイランとアメリカの間の戦争が起こらずに済むとすれば、その手柄の一端はカールソンにも帰することになるだろう。なにせ、お気に入りの局のキャスターとしてトランプ大統領に直接に話かける立場にあるのだから。

 カールソンは、ハノイでの米朝首脳会談、大阪でのG20、そして板門店での三回目の首脳会談にトランプ大統領を同行取材の形で追っている。ちなみにボルトン補佐官は、板門店の会談の際には、モンゴルへと別件で派遣されている。

写真は保守派で知られるタッカー・カールソンhttps://www.flickr.com/photos/gageskidmore/8566993446

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