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2023年に買ったものPart2 - レトロPC万歳

noteでいろいろなレトロPCについての記事を投稿していますが、そもそものキッカケは

note を書くようになったのは

にも書いたように、コロナで外出できなくなったストレスを発散するためにも、自分の青春時代でもあるレトロなPCについての情報を残る形でまとめておこうと書き始めたのが始まりです。自分の中でレトロPC熱が発症したのは、2018年のMakerFaireBayAreaで出展していたコンピュータ歴史博物館のブースで懐かしいPCたちに再会し、そこで展示されていたAPPLE][に向かって当時パソコンショップで動かしていたようなデモプログラムを記憶の底から手繰り寄せ、いきなり打ち込み始めたところ、同年代もしくは少し上の世代の方々に囲まれて、あまり英語の得意ではない私であっても「そこはこうだろ!」とか「オレはこっちを使った」みたいに盛り上がり、互いに当時の熱い想いを分かち合えたのが原因だとは思っています。実は日本ではこの時代のPCユーザにはあまり出会えず(もう少し後の時代の人が多い)、こんなに時代を共有したたくさんの仲間たちに会えたのに感動してしまったのです。

それ以来、ホコリを被っていたしまい込んであった資料を探し当ててはスキャンをしてちゃんと保存したり、同じく倉庫の奥から残っているPCを見つけては家に持ち帰ったりして整備しています。そうなると捨ててしまったり手放してしまったPCたちの思い出も蘇り、良さげなレトロPCや関連するものを見つけると手に入れたくなってしまいました。

Apple//c がやってきた!

元々、自分で使っていた初代APPLE][は大学時代のどこかの時期に引っ越した際に行方不明になってしまっていたのですが、その後、友人からGSを譲り受け、どこからかJ-PLUSを手に入れ、技研フリマで見つけたIIeも揃えたので、次は//cが欲しくなりました。こういう趣味の世界にあまり費用を割くほど余裕があるわけではないのですが、結局、こういうのもご縁なので紆余曲折はあったものの手元に来ることになりました。あとは初代APPLE][とできればあの赤いマニュアルを手に入れられればゴールかなとは思っています。

ようやく到着したMSX0

そんな最中、どういうわけかMSXの復刻プロジェクトでもあるMSX0が、少しばかりお仕事とも関係のあるm5stackを使う形でクラファンが始まったので、これは出来栄えを確認しなければなるまいと申し込んでしまいました。実はMSXは当時も持ってはいたのですが、もう16ビットの時代に入っていてメインはPC9801シリーズだったので、あまり思い入れは無いですが、BASICマニアの私としては究極の8ビット時代のBASICであるMSX-BASICは大好きでした。当時、数万円もした書籍でシステムの全ソースコードが載っていたものがあったような気がするのですが、今でも買っておけばよかったと後悔しています。

まあ多くのソースがオープンになっている今の時代、MSXはクローズなので、少しばかり扱いにくいところもあるのですが、ハードウェアをいじるにはお手軽でシステムのサイズもちょうどよい感じです。もっとも行番号で管理するのはちょっと勘弁して欲しいところはあります。

MSX0のクラファン第2弾は種類も多い上に、ちょっと苦戦しているようですが、いずれにせよいずれかのモデルを手に入れようとは思っています。

青梅にあるマイコン博物館の拡張・移転へのご支援をお願いします

最後は買ったというわけではないのですが、こういったレトロPCを日本で集めているマイコン博物館が引っ越し費用を捻出するためにクラファンで資金を集めていると聞き、支援をさせて頂きました。まだつい先日、締め切ったばかりで何らかのものが送られてきてはいないのですが、引っ越しが済んだらお伺いして懐かしいPCたちに会ってくるつもりです。モノだけではなくヒトとの出会いもあれば嬉しいなぁ。

ヘッダ写真は、MFBA2018でコンピュータ歴史博物館のブースにいる私です。

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