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何かを集めたその先に

「左ききのエレン」が好きだ。

現在、ドラマも放送されている。

「左ききのエレン」には名シーンが多いのだけれど、先日読み返していて響いたのはこのシーンだ。

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これは主人公の光一が天才モデルのあかりに打ちのめされるシーンだ。

光一は「何者」かになりたくて、自分で学生団体を立ち上げて、ファッションショーを企画したり、その団体の営業や広報なども兼任していた。

しかし、それらは「モデル」というたった1つの分野で「天才」であるあかりからみれば「ガラクタ」でしかなかった。

世の中の多くの人は天才ではないだろう。

1つの分野で抜きん出ることは難しくても、複数の分野である程度の知識と経験を積み重ねて、異なる領域をかけ合わせていけば、自身のパーソナリティを形作れる、という考えもある。

僕は天才ではないし、どちらかといえば複数の領域の事柄をかけ合わせていくことが得意だと思う。

でもそれは、どの分野でもプロフェッショナルではないということだ。

自分が集めたものが「ガラクタ」なのか、自分の「武器」となるかはこれからの結果しだいだろう。

できれば、「ガラクタ」ではなく、「武器」であればいいなと思う。


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