自分の上司は話すのが上手い。主張が激しい人に対しても意見を押し切られることなく、対話をしながら話し合いを進めている。私もその上司のように話そうとしているが、なかなか上手く話すことができないので、話術をいつも勉強させてもらっている。その点では、今の職場に配属されてラッキーだったと感じている。自分の職場を振り返ってみると、出世している人は話すのが上手い人が多いと思う。今回は、話すのが上手い人の特徴をまとめてみた。

明瞭な発音と正確な言葉選び
上手な話し手は、はっきりとした発音で言葉を選び、伝えたいことを正確に表現している。彼らは言葉の意味やニュアンスを理解し、適切な言葉を選んで伝えることができている。私は口下手なので、上手く自分が伝えたい単語がすぐに出てこないことが多い。

相手に合わせて話をする
話上手な人は、話す相手や聴衆に合わせて話し方を変えている。コミュニケーションの相手の背景や興味に配慮し、適切なトーンやスタイルで話すことができている。彼らは、聞き手の反応を注意深く受け止めて、相手の感情やニーズに共感し、それに合わせて話し方や内容を変化させている。

身振りや笑いを活用する
上手な話し手は、身振りや表情を活用して伝えたいことを補強している。彼らのジェスチャーは、話し言葉と一緒に効果的に伝えることで、より強力なコミュニケーションを図ることができている。時には、冗談を踏まえて、相手に親近感を持たせることもやっているように感じる。

自分の会社には、年を取っているだけで、挨拶もしないで、プライドが高く、私が話しかけると面倒くさそうに対応してくる人もいる。出世している人は、さまざまな状況においても、親近感を持って話し、他人とのコミュニケーションを円滑に行うことができている。話上手な人は、クセがある人と話すときにも自分の意見や考えをはっきりと述べ、聞き手に影響を与え、周囲の人を巻き込むのが上手いと思う。