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【3分解説】街の移動を変える、LUUPとは?実際に乗車してみた!!💨

こんにちは、今年の春から社会人1年目としてIT企業で働いている、かずhttps://twitter.com/excite_Kazuyaです。

今回は、今話題の電動キックボードのシェアアプリのLUUPについて、最近自分も実際に乗車してみたので、その感想含めて紹介していきます。
(※3分で読めるように書いたつもりなので、ぜひ最後まで読んでください笑)

以下、"LUUP"は社名、"Luup"は電動キックボードのことを指す意味で区別して記述してます。

【国内初】 ヘルメット着用が任意の電動キックボードシェアアプリの提供開始_2021年4月23日(金)

2021年4月23日(金)、これまではヘルメットの着用が必須だった電動キックボードが、ヘルメットの着用が任意となりLuupがリリースされました。

ヘルメット着用義務が障壁となり、競合サービス含めてサービスの広まりが鈍かったのですが、ここに来て一気にサービスが全国展開されような予感がします。そして、ヘルメット着用が任意になった背景には次のような事情がありました。

今回の電動キックボードは道路交通法上では、畑を耕すためのトラクターなどと同じ、「小型特殊自動車」に分類されています。

"小型特殊自動車"とは?(飛ばしてもOK...!!)

※電動キックボードの道路交通法はかなり複雑になっており、今回は特例で"特殊小型自動車"という扱いになっています。詳しく知りたい方は、こちらの記事を参考にしてみて下さい。

そのため、LUUPの電動キックボードでも最高速度が15km/h以下に制限されています。代わりに、本来着用義務とされるヘルメットの着用が任意になっています。

実際に最高速度が15km/h以下に関しては、マイナス意見もTwitter等では見られましたが、僕個人としては"安全性"の観点からは妥当な速度だと感じました。初速に関しては、グッと持っていかれるくらいの力があったので満足です。実際にLuup代表の岡野氏も車視点でのLuupの速度を体感したようで、今後の法規制の中で最適な速度を模索していることが見受けられます。

Luupがこれまでどうやって法規制をクリアしていったのか、わかりやすい記事を見つけたので、シェアしておきます。

規制の壁どう乗り越える?「シェア型電動キックボード」国内実証へ一歩 —— 国交省「具体化はこれから」
引用元:https://www.businessinsider.jp/post-189366

【他社比較】 気になる料金は?!

利用料金は初乗りで100円。それ以降、10分以上の利用は1分ごとに15円が加算される。下の画像は、実際に自分が利用した時の画面になる。

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< 実際の料金:3.2kmの移動 >

・初乗り100円(100円)
・1分あたり15円で9分間の利用(135円)
・消費税(23円)
----------------------------
 合計:258円(税込)


僕個人としては、少し高いかなと感じたが、ここで他社の料金に関しても確認してみる。電動キックボードだと実証実験段階の競合が多いので、シェアリングサイクルとの料金比較をしてみた。

①.ドコモ・バイクシェア

30分150円でそれ以降は、30分ごとに100円。
ドコモ回線を契約しているユーザー限定で、月額で30分以内の乗車が乗り放題になるプランや、1日乗り放題のプランなどもある。

②. HELLO CYCLING(ハローサイクリング)

15分70円で、15分ごとに料金が加算されていきます。
利用体系は1種類しかなく、利用分だけ料金が発生する仕組みです。上限は12時間1,000円で、上限を超えると次の12時間までは再度、15分ごとに70円ずつ加算される仕組みです。

以上より、LUUPに関しては料金は少し割高という印象もありますが、今後の利用者数によっては料金の改定も考えられます。

僕個人としては、電車を使って移動するには、最寄り駅までが遠く面倒な時にサクッと移動できる手段としては利用したいと思います。

【今後の考察】 各種鉄道会社との連携


株式会社Luup代表の岡井大輝さんも以下のようにインタービューで述べられています。

鉄道やバスが大動脈であるのに対して、LUUPは毛細血管のようになることを理想としています。
引用元:https://careerhack.en-japan.com/report/detail/1421

僕自身も、大学1年生から交通系ベンチャーの電脳交通でタクシー事業者向けのサービスに関わってきましたが、地方ほどLUUPがサポートしているラストワンマイルが整備されていない現状を見てきました。

その現状がLUUPの誕生によって近い将来全国にサービスが展開され、移動に対するハードルがもっと低くなるように感じられます。そして、Luupが考えている将来の展望として、健常者に関係なく移動が容易になる未来を想定していることが素晴らしいと感じました。いいな!と感じるサービスも自分が健常者だからサービスの恩恵を最大限、享受できていると感じますが、高齢者や障がい者だとそうはいきません。

「(電動キックボードの利用は)健常者が限定となっているので、正直、高齢者に向いていない。ただ、将来的に出てくる高齢者に向けた理想的なモビリティは、確実に電動走行しているはずです。電動キックボード(の実証)を通して、この後の理想的な電動モビリティの実現のために関係省庁と対話を続けていきたい」(岡井代表)

最後に、都会や地方に関係なく、誰もがより快適に移動できる社会の実現に動いているLuupの今後の動向にも注目です。

今回の記事をご覧いただき、ありがとうございました。
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【最後にオマケ】

ここまで読んで下さった皆様、ありがとうございました。最後にシェアしたい記事は少し難しい内容になっているので、興味がある人やお時間がある人は読んでみると面白いと思います。

多くのポート(電動キックボード、シェアサイクルを駐車するスペース)がある中で、どうやって車両の適正配置(ユーザーが利用したいと思った場所に車両がある)を考えたのかなどが書かれてあります。







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