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「情報を買う人」はもういない。これからは「応援される人」にお金が集まる


先日安室奈美恵さんが引退されました。


正直私は世代ではないので、安室ちゃんのことをあまり知らなければ、


曲も代表的なもの2曲ぐらい聞いたことがある程度。



ただそんな私でもなんとなく「安室奈美恵引退」というのは、

本当に一つの時代が終わってしまう大変なことなのだろうなということは

物凄くわかりました。


DVDがミリオン達成したり、最後のライブでは会場の外に

「同じ場所にいたい」という理由だけで一万人が応援しにファンが駆けつけていたり。。。


「引退する」ということを取ったとしても普通ではあり得ない。


ただこの現象を見ていて、とても「今っぽいな」とも思いました。



今や私はわざわざ「情報を買う人」はもういないと思っています。


だっていくらでもググってしまえば出てくるわけですから。

例えば方法とか、やり方の本をわざわざ買う人はもういないわけです。


それでも思わず買ってしまう情報は、

「その人が書いたものだから」といった理由で買ってしまいます。


そして実際に本屋に行くと今著名な人の物ばかりが売れている。


私も最近「何だか知らないけど買ってしまったな」というのが、

幻冬舎編集者で話題になっている箕輪さんの

「死ぬこと以外かすり傷」という本。


発売される前から箕輪さんの事を追いかけていたこともありますが、

正直そこまで本の内容や「読みたい」と思って買ったわけでもなく、

気づいたら「買わないとな」と思わされていた。


「買う」という行為によって

「一冊でも多く売れてほしい」「どんどん話題になってほしい」

という思いが強くあったことは確かでした。


完全に応援してる感覚。


これだけモノと情報が溢れている状態で、

今わざわざモノと情報に「お金を使う機会」って大分減ってきました。


だからこそ意外と皆お金を持て余しているし、

「何かのため」「誰かのため」にお金を使いたがっている。


だからこそ今「応援される人間」ほどお金が集まっているんだと思います。


そして「安室奈美恵さんの引退」もその一つ。

DVDがミリオンになったからこそ、今回私はこれだけ盛り上がったんだと思います。

それはファンの方だけでなく、

そこまでファンではないけど「応援したいから」という人達までもが

巻き込まれた結果、このようなありえない現象が起きたんだと思ってます。


まだまだ売れるでしょうね。


これから安室さんはどう生きていくのでしょうか。。。

私はイチロー選手のように「教育者側」になるのではないかぁと勝手に思っていたりします。

第二の安室奈美恵見てみたいですね。


最近ブログも始めたので読んでください。

https://kazu25.blogspot.com/




♯エッセイ ♯お金 ♯安室奈美恵





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