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岡山でプロ俳優として進む~シアターゲームワークショップ

2024.4.6

本日は安藤美亜監督のスペシャル演技ワークショップに先駆けて、シアターゲームワークショップを開催させていただきました。

昨年から今年にかけて一般社団法人日本グローバル演劇教育協会(GLODEA)の認定資格

・シアターゲームティーチャー
・インプロティーチャー
・グローバルドラマファシリテーター

を取得しました。

俳優の演技訓練だけでなく、コミュニケーション能力向上に大変役に立つシアターゲーム、インプロを岡山の方々に伝えていきたい。その第一歩を踏み出す事が出来ました。

僕が若い頃は舞台の稽古では、台本を使った稽古の前に、シアターゲームやインプロで芝居の基礎力向上をしていた思い出があります。
最近は劇団が減ってきたり、あちこちから人が集まるユニット芝居が増えた事もあり、芝居の基礎訓練をする時間が無くなって来ているように思います。

岡山の皆様と舞台を共にして感じている事があります。
稽古が始まって、台詞や芝居の演出、ダンスの振り、歌など大量の覚える事の洪水に、芝居を楽しむ時間も無いまま、必死に覚えて本番を迎えているのではないか。
そして、基礎力という土台が作られていないため、どう芝居に向き合って行くかのノウハウが蓄積されていないのではないか。
そういった懸念です。
(岡山だけじゃないかも知れませんが)

決められた事があると(本番に向けては当たり前ですが、、、)、身体も心も緊張してしまい、芝居どころではありません。
まずは、シアターゲームやインプロを通して、失敗も重ねながら、失敗すら楽しみながら、芝居自体を楽しむ時間が必要なのではないか。
そう感じていました。

資格を取った時にシアターゲームやインプロの時間こそ必要だと改めて考えさせられたのです。

今回のワークショップも沢山の方にシアターゲームを体験していただきました。

芝居は楽しんでいいんだよ。
失敗を恐れず、トライしてみていいんだよ。
正解、不正解なんて、ここでは気にしなくて良いんだよ。

そんな場所を作れたらと思います。

アメリカでは、アル・パチーノもロバート・デ・ニーロも撮影が無い時はアクターズスタジオに戻ってきて、芝居の稽古をしていたと聞いた事があります。
演技を調整し、一度ニュートラルに戻り、次の現場へ向け、心と身体を準備していたのだろうと思います。

そんな可能性に満ちたシアターゲーム、インプロ。
岡山でも継続的に場を作れるよう頑張って行きたいと思います。

本日ご参加いただいた皆様ありがとうございました!
ご興味ある方は、またの機会によろしくお願いいたします!



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