GOAL!!!、の陰にあるプレー
サッカーに興味のない彼女が、初めてぼくの試合を観にくることになりました。
公式戦です。
とは言っても、草サッカーです。
市内の五部リーグで、おそらく見るのに値するプレーは期待できません。
ではなぜそんな試合にあえて呼んだのか?
それは周りが下手だから活躍している自分の姿を見せられる、あわよくば魅せられる、というよこしまな考えからです。
首尾よくぼくは、素晴らしいゴールを叩き込みました。
試合後、意気揚々としながら、笑顔で彼女の元へ。
「どうだった?」
「面白かったよ」
「そ