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良い音楽の構成って?

こんにちは!

音楽家の湯川和幸です。



こちらはメールマガジンのバックナンバーです(2018年11月)。



本日のテーマは

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良い音楽の構成って?
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について。




最新のサンレコを
読みました。


今回はこの時期の恒例
「自宅スタジオ特集」でした。


その中で「おもしろい!!」
と感じたインタビューがあったんです。


せっかくですので
それをシェアしたいと思います~。


オランダを代表する
シンガーソングライター&
プロデューサーの
ベニーシングスさんの言葉です。


彼は、私が20代の頃に
発売されたDigi002Rackという
オーディオインターフェースを
いまだに使っています。



たぶん今ならヤフオクで
1万円しないかも。。
(調べたら5千円以下でした)


なぜいまだにその機材を
使い続けているのか?

という質問に彼はこう答えています。



「使い続けている理由は
大きく分けて2つ。


1つ目はまだ動くから。

2つ目はそれ以外に優先するものが
あるから。


僕が思うに、、、、、、、、、、


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良い音楽を構成しているのは

50パーセントが良い作編曲

25パーセントが良い演奏者

20パーセントが良い楽器

3パーセントがレコーディング時の
ルームアコースティック
(部屋の響き)

1.5パーセントが良いマイクで

残り0.5パーセントが
DAWやオーディオI/O

だから僕はこれらの
0.5パーセントに時間や
お金をかけるよりも、それ以外の
ところに注力したいと考えている」

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ということでした。


これは確かにそう言われれば
そうなんです(笑)。


しかし、ざっくりいっちゃうと
機材やマイクなんかって
簡単に良いものに
変更できるんですね。



だから私なんかは
ついついそこに走っちゃう(笑)。


すごく当たり前なんだけど
ついつい忘れがちなことを
言ってくれてるなぁ
って思いました。



また、そのあとのインタビューも
面白かったんです(笑)。



彼曰く


同じマイクでいろんな楽器を
録音すると音の傾向が似通ってきて
ミックスの際にある周波数帯域に
音が集中する傾向があるんだが、、

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それはプラグインEQで即解決さ!!
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とのこと(笑)。


たぶんレコーディングの学校で
こんなこと言ってたら怒られるんじゃ
ないかなぁ(笑)。



ですが、彼の場合は、、、

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音楽を作る際の優先順位が
はっきりしてる!!

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んでしょう。



そういったことがすごくわかる
一言だと私は思いました。



それでは今日も
ゆったり腹式呼吸でいきましょうね!

今日も最後まで読んでくださって
ありがとうございました。

湯川和幸でした!

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