弱点を克服するな!
完璧な人間はいない
頭でわかっちゃいるけど、どうしても弱みをそのままにしておくよりは解決したいのが人間。
しかも日本で生きていると特に平均値を上げようとしてしまいがちだし、多分一人で生きていくならそれが効率はいい気はする。
一回は思ったことがあるはず、『完璧になってみたい』と。
本気で思ったかは別として、特に子供のころは弱点のない存在に憧れてしまうものだ。とはいえ、大人になるとそんな存在はいないことに気づいてしまう。
平均値も大事だが・・・
いろんなことがそつなくできる。というのも特長のひとつだと思うし、そういう方も社会では重宝される。
ただそういう人ばっかりになってしまうと、突破力に少しばかり不安が残る印象を受ける。
特に大企業ではない場所で戦っていると突破力とか何かに突き抜けないと成果が出にくい場面にぶち当たることが発生する。
大企業であっても平均値よりも一点突破のような人材が活躍することもゼロではないと思う。
人間は支え合い
結局完璧な人間がいないのだから、強いところで勝負して弱いところは他の人に任せれば良いと私は思う。
そこをバランスよく配置できるかとか採用できるかみたいなのも含めて会社の力だし、そういうところで自分の強みが上手くハマるかは運次第なところも大いにあり得る。
要は弱みを解決するよりは強みを伸ばした方が良いことが多いと思うよ。というメッセージだ。
強みは一つじゃなくていい
弱点を克服しなくていいと思えば、自分の強みを複数持てる気がしてくる(はず)。
聞いたことがある人もいると思うがスキルセットは掛け算で、10人に1人が持っている資格や特長は単体だと希少価値はほぼない。だがそれにもうひとつ10人に1人が持っている資格や特長があれば100人に1人の希少価値に跳ね上がる。
それが単体で100人に1人のスキルだったら?それを3つ持っていたら?そういう風に考えるとある程度大きな企業でも自分の強みを出していけるように思えてこないだろうか。
1万人に1人のスキルセットや特長を持っていたら貴重な人材として見られる確率は高いし、そうなるための努力をしていたら平均値がどうのということはあまり考えなくなっているはずだ。
弱みを見せつけろ!
これはどうやってピンチの時に支えてもらう側になるかという話で、手っ取り早いのは、私はこれが苦手であると『しっかりと伝える』こと。
結局わかってもらいさえすれば強みも弱みも同じように使うことができる。
その代わり「ここは任せとけ!」というのをセットでやらないとただの他人任せになってしまうので注意が必要だ。
今回言いたかったのは多くのケースでチームプレイが大事なので、その中で強い部分を前に出して仕事しよう。ということです。では。
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