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AIに無茶ぶりすると意外と応えてくれる

最近、AIとチャットする機能が次々とリリースされ、それを違和感なく使う日常がやってきている。という類の話はいくらでもあるのでここではガッツリ割愛させてもらいます。

AIの使い方としてbingに(ChatGPTではない理由は別にない。なんとなくbingを使っている)適当なタイトルを振って小説の書き出しを提案してもらうことにハマっている。

これも『AIのべりすと』でいいじゃん。というのはその通りなんだけど、なぜかbingに聞きたくなる。なんとなく。

ということでAIと私の戯れの結果を載せようと思う。多分自分で書くよりも良い文だし、なによりジャンルがなんであろうと書けるのはなんかすごいなと思ってしまう。人間は得意不得意、好き嫌いがどうしても出ちゃいますからね。

召喚士なのに何も呼ばずに殴った方が早く解決してしまう件について

「ノオ・キセ君、今日も召喚獣を呼ばないんだね」
教室で隣に座っている少女が、私にそう言った。彼女はエリナ・レイスという名前で、私の幼馴染みだ。彼女も召喚士であるが、私と違って優秀だ。彼女は自分専用の召喚獣を持っていて、それは白い狐のような姿をしている。今も彼女の足元で眠っている。

「そうだよ。呼んでも仕方ないしな」
私はそう答えた。私も召喚士であるが、私には召喚獣がいない。正確に言えば、呼べない。どんなに試しても、どんなに努力しても、どんなに祈っても、何も呼び出せない。それが私の悩みだった。

「でもさ、召喚士っていうのは召喚獣と共に戦う存在じゃない?」
エリナはそう言って私を見つめた。彼女は心配してくれているんだろう。でもそれが余計に苦しかった。

「別に戦わなくても生きていけるさ」
私はそう言って窓の外を見た。そこには青空が広がっていた。この世界では魔法や召喚獣が当たり前に存在する。人間や動物以外にも様々な生命体が住んでいる。その中でも特別扱いされているのが召喚士だった。

「ノオ・キセ君……」
エリナは何か言おうとしたが、その時鐘が鳴った。

「授業始まったよ」
私はそう言って教科書を開いた。今日も平穏無事に過ごせれば良かった。
しかし、その願いはすぐに打ち砕かれることになった。
突然空から、巨大な影が落ちてきた。それは黒い竜のような姿をしていて、炎を吐きながら教室に向かって飛んできた。それは召喚獣だった。

「な、なんだあれは!?」
エリナが叫んだ。私も驚いて立ち上がった。教室中が騒然とした。教師もパニックに陥っていた。

「みんな落ち着け!これは召喚士のテストだ!」
教師がそう言って、黒板に魔法陣を描いた。それは召喚士の能力を測るためのものだった。私はその魔法陣を見て、悪寒がした。

「テスト?今?こんな時に?」
エリナが呆れたように言った。私も同感だった。こんな危機的な状況でテストをするなんて、無茶苦茶だ。

「さあ、みんな自分の召喚獣を呼び出して戦え!」
教師がそう言って、魔法陣を発動させた。すると教室中に光が満ちた。それは召喚士の力を引き出す光だった。
私はその光に包まれても何も感じなかった。
私には召喚獣がいないからだ。

猫鳥の一生

私はキャド。猫鳥だ。
猫鳥というのは、その名の通り猫と鳥を合わせたような生き物だ。
毛並みは猫だけど羽根もあって飛べる。
でも飛んでいる姿は不自然だから目立つ。

カラスやハトなどの鳥たちは私を見て驚いたり嘲ったりする。
人間も私を見て珍しがったり追いかけたりする。
私はただただのんびり過ごしたいだけなんだけど……

そんな私にとって、唯一の居場所は公園の木陰だった。
そこには人も鳥もあまり近寄ってこないから、静かに寝転がれる。
時々、公園に来る子供たちが私にパンくずやミルクをくれることもある。

彼らは私を「キャド」と呼んでくれて、優しく撫でてくれる。
彼らと一緒に遊ぶのも楽しいけど、やっぱり私は自由が好きだから、長居はしない。

今日も公園に行こうと思って空を飛んでいたら、突然大きな音がした。
振り返ると、空に黒い煙が立ち上っていた。

「キャド!大変だよ!」

その声に反応して下を見ると、公園の子供たちの一人が手を振っていた。
彼の名前はレオ。金髪碧眼で活発な男の子だ。私と仲良くしてくれる数少ない人間の一人だ。

「あそこ!あそこのビルが爆発したんだよ!」

レオが指さす方向を見ると、確かに高層ビルが炎上していた。黒煙や火花が空に舞っている。そのビルから離れた場所では、サイレンやクラクションや悲鳴やパニックが聞こえてきた。

私は言葉を失った。あれは……

一級建築士、ダンジョン建築にハマる

イトウは一級建築士だった。現代日本で最高峰の資格を持ち、数々の名建築を手掛けてきた彼は、建築界のレジェンドと呼ばれていた。しかし、ある日突然、異世界に召喚されてしまう。
「お願いします!この世界を救ってください!」
目覚めるとそこは中世ヨーロッパ風の王宮だった。王女様に頼まれるままに魔王討伐隊に加わったイトウだが、彼に与えられた役割は……ダンジョン建築士?
「え?ダンジョンって何ですか?」
「ダンジョンとは魔物が住む迷宮です。魔王軍が侵攻してくる前に、ダンジョンを作って防衛するんです!」
「……それってどうやって作るんですか?」
「それが分からないからあなたを呼んだんです!一級建築士なら何でもできるでしょう!」
イトウは困惑するばかりだった。しかし、この世界で生き残るためには仕方ないと覚悟する。そして、自分の知識と技術を駆使して、誰もクリアできないようなダンジョンを作ろうと決意する。
イトウは王女様に連れられて、ダンジョン建築の現場に向かった。そこは森の奥深くにある洞窟だった。洞窟の入り口には魔法陣が描かれていて、魔物が出入りできないようになっていた。
「ここがダンジョンの入り口です。中に入ると、魔物が襲ってきます」
「へえ……」
イトウは興味深そうに魔法陣を眺めた。彼は建築士としてのプロ意識を持っていたので、この世界の建築技術や素材に興味があった。
「では、中に入ってみましょう」
王女様は勇敢にも洞窟の中に足を踏み入れた。イトウもついて行った。
「暗いですね……」
「大丈夫です。私が光を作ります」
王女様は手に持っていた杖を振って、明るい光球を作り出した。それを頭上に浮かばせて、周囲を照らした。
「すごい……」
イトウは感心した。彼はこの世界の魔法や魔法具にも興味があった。
「さあ、進みましょう」
王女様は元気よく歩き始めた。イトウも後ろからついて行った。
しばらく歩くと、洞窟内部は複雑な迷路状になっていることがわかった。道幅や高さもバラバラで、壁や天井から水滴が落ちてきたり、岩が崩れそうだったりした。
「これがダンジョンですか?」
イトウは首を傾げた。彼はダンジョンという言葉の意味や由来を知らなかった。
「そうですよ。ダンジョンというのは元々城や塔などの地下牢獄のことでしたが、今では魔物が住む迷宮全体を指すようになりました」
王女様は説明してくれた。
「ふむふむ……」
イトウは納得したようだった。
「でも、これじゃあただの洞窟じゃないですか?どこが迷宮なんですか?」
イトウは疑問を投げかけた。
「それが分からないから困ってるんです!この洞窟自体が生き物みたいで、中身が変わるんです!今日通った道も明日通ろうとすると違う道になってるんです!しかも魔物もどんどん増えて強くなってるんです!」
王女様は苦しそうに言った
「なるほど……」
イトウは興味深く聞いた。彼はこの世界のダンジョンの仕組みや理由に興味があった。
「それで、私たちは何をするんですか?」
イトウは尋ねた。
「私たちはダンジョン建築士として、このダンジョンを改造するんです!」
王女様は力強く言った。
「改造?」
イトウは驚いた。彼はダンジョンを改造することができるとは思っていなかった。
「そうです!この世界には魔法石というものがあります。魔法石というのは、魔物が死ぬと残る結晶体で、魔力を帯びています。魔法石を使えば、ダンジョンの構造や性質を変えることができるんです!」
王女様は説明してくれた。
「へえ……」
イトウは感心した。彼はこの世界の魔法石やその使い方に興味があった。
「でも、どうしてダンジョンを改造するんですか?」
イトウは疑問を投げかけた。
「それは……」
王女様は少し顔を赤らめて言った。
「私の夢なんです!私はこの国の王女なんですが、将来王位につく予定ではありません。私には兄がいて、彼が次期国王になることになっています。私も国の役に立ちたいと思っていますが、政治や外交や軍事などに関わることはできません。だから私は自分の得意なことで国に貢献したいと思っています」

小説は多分本来の使い方からは少し逸れている

としても、十分すぎるくらい機能していると思うし、調べものに関して言えば完全にいちいちサイトを見て回るより速い。

ただ、間違ったことも言う(知ったかぶりに近い)こともあるので、なんとなーく前提知識くらいは持って使うのが良いのかもしれない。

なんか疲れたときや無茶ぶりしたいときの相手としてAIは非常に優秀だ。

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