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私がOWL magazineに文章を書き始めて10本目になった

私は、サッカーはそれなりに好きだが、あっちこっち行くような旅人ではない。むしろ旅には縁遠い方だ。
そんな私が「旅とサッカーを紡ぐ」という名目のOWL magazineに時々文章を書いている。何故だろうか?

実は私自身にもその理由はよくわかっていない。その真の理由を知っているのは、たぶん私をOWL magazineという名の沼に誘引した人、つまり中村慎太郎さんだけ。

たぶん私とTwitterとかでやりとりするうちに、私の物言いが中村さんのアンテナに引っかかったから今があるのかも、と思うようにしている。

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ここで、そんなOWL magazineについて、しばし宣伝をお許し願う。

OWL magazineとは、私みたいなおっさんはともかく、才気溢れる主に若き著者陣が数多く揃う「旅とサッカー」を中心としたWebマガジンだ。ぜひご購読願えれば、あなたの暮らしも少々なりとも豊かになり得るだろう。

最近では、Webに留まらずとうとう紙の本を出版し、ついこの前、この最初の本を出版するための大々的なクラウドファンディングまで挙行して、短期間のうちに目標を達成するなど成功裏に終わったことは記憶に新しい。

その書「すたすたぐるぐる~埼玉編」は、先頃オンラインでも販売され始めた。

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差し当たり、サッカー旅とそれにまつわるグルメ等で日本全国を網羅しようとする、その名も「すたすたぐるぐる」という壮大なプロジェクト。

その第一弾、埼玉編を皆さんも一冊どうだろう?

中村慎太郎さんや宇都宮徹壱さんのような名前の通ったライターから、再三申し上げているような若く才気煥発なライター陣まで多種多様に揃えた、読み応えのある一冊だ。

サッカーか旅のどちらか一方が好きな人も、そしてどちらも好きという人も、それぞれに楽しめそうな、そんな一冊になるだろうこと請け合いだ。

なお、ちなみに次の企画も決まっていて、信州編とのこと。こちらの方も、徐々に動き出す予定なので、乞うご期待というところ。

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ということで、広告はここまでにして、本題に入ろう。

これから先の文章は、本来はOWL magazineに私が寄稿した、オムニバスへの寄稿を除く10本の文章の回顧だから、OWL magazineの中でリリースすべき文章かもしれないが、ここではそれはしないでおくとしよう。

私は考える~序章に代えて

OWL magazineで文章を発表するようになってからずっと思っていることだが、私はOWL magazineの異端児になりたい。そもそも……

旅もろくにしない
どちらかと言えばインドア派の人間に属する
サッカーは好きだけどどんな試合でも観ているわけじゃない
サッカーの知識は豊富じゃない
ことにサッカーの技術的または戦術的な深淵を語れない

……そんな私が、OWL magazineに誘われるまでは、そして誘われて参加した今でさえも、何故か主としてサッカーについてブログにあれこれ書いたりしている。
但し、ブログ等に何かを書いていても、殊更に名前の売れた存在でもなければ、別にそういうものになりたいとも思わなかった。
単に文章を書くのが好きなだけだ。モノを書くのが好きということに、それ以上の付加価値を求めていないだけだ。
文章力が如何に拙くても、書いている内容が途轍もなく浅くても、熱意だけで名前が売れるぐらいなら、とっくの昔に売れているはずだ。だが、私はそういう状態とは無縁なまま。

そういう私にさえ、OWL magazineは太っ腹にも場を提供してくださった。その心意気には、できるだけ応えたい。
その一方で、このOWL magazineの若く勢いのある多士済々なメンバーとはどこか一線を画してみたい、という野望が頭をもたげてくる。おっさんなりに若者たちの中で足掻いてみようじゃないの、というわけだ。
とりあえず、現状は別に「著名にならなくても野良でいいや」と思っていることもあって「野良モノカキ」を自称している。

そのような、私のどうでも良いことはともかく。

そんなこんなで、OWL magazineへの投稿本数が10本になったので、簡単にここまでの軌跡を回顧してみようと思っている。
以下にOWL magazineでの軌跡を挙げてみるが、オムニバスへの参加作品はひとまず除外するのでご了承願う。
それと、私の書いたものは「Short Letter」と題する短篇ばかりであることについても、念のためにお知らせしておく。

デビュー作

こうやってみると、小っ恥ずかしいというか。自分名義じゃないから、余計にそう感じるのかもしれないけど。
まあ、自分のスタイルで書いたら、さすがにやんわりと編集がかかってしまった。
無論、本格的なもんじゃないだろうことはよくわかるし、私だって言われたことを全く理解できないほどトンチキでもないので、極力要望に応えるよう努力した結果が本作だ。
タイトルからもわかるように、推しチーム筆頭のガイナーレ鳥取に関しての記述である。

その中でも、初めて彼らの試合に触れた辺りのことを記載している。これを読んでいると、もうあれから20年近く経過するんだなあ、と改めて思う。

2作目

中村さんの名義になってるけど、書いたのは私。まあ、ネームヴァリューでは中村さんの域に到底及ばないのだから、別に中村さん名義でも構わないのだけど。

以降の記事は編集がかかっていない。故に私の書いたものがほぼそのまんま載ってる。

ハズい。

いやまあ、それは良いとして、私の別の推しチームである湘南ベルマーレについて書いたわけ。
それは良いけど、昔、大学をサボって横浜大洋ホエールズと西武ライオンズとのイースタンリーグの試合を観に行ったとか、わけのわからないことまで書いている。

あの記事にはちょっと探せばすぐわかるミスが載っている。ヴェルディがベルマーレに5-0で勝った、という件。正しくは5-1なのだ。

何故か通ってしまった。私の名義じゃないので私では容易に直せないんだけども、ま、いいか。

3本目

バードスタジアム初めて物語。フィルム撮影の古くさい写真を取り込んだ成果が出ている。本来はあの頃凝っていたパノラマ撮影による写真がやたらあるけど、そんなもの取り込めないので除外した。

写真の腕前がアレでナニなので、見せる要素は皆無に近いのだけど、何故か二代目編集長からはエモいとの言葉を頂戴してしまった。あはは。

ルートの話も書いているね。今はもう通らないだろうけど、昔は国道9号線を延々走ったもんだよ。鳥取は遠い。

もう何度も行ってる場所なので、殊更に感慨があるわけではないけど、改めてバードスタジアムについて書いてみるのも良いものだと思った。

4本目

個人的にはたぶん、満を持してOWL magazineに登場させたつもりの若三さんとデッツォーラ島根の話。この文章は個人的な思惑では、たぶん私の中では一番よくできたかもしれない。

私は若三さんとよく話をした、という程度で、別にあの人の家を訪ねたりしたわけではないし、彼の追悼試合にすら行っていないけど、やはりあの人については文章が書きやすい。同じネタで何度も書いているのに、だ。

OWL magazine参加前にも何度も書いているネタを、ここに敢えて持って来たのは、それだけ題材として取り上げるべき人だと思っていたから。それが理由としては最もデカい。

若三さんのことだから「KAZZちゃん、何しようもないこと書いとるんじゃ」とか言ってきそうだけど、どうかお許し願いたいところ。

ここまでが、名義が私自身でない「寄稿」による体裁の文章。

5本目

これ以降、私が正式に参加したので、以後は私名義になる。

だから何だと言われても困るのだけど、要はごまかしの利かない世界に放り出された感じがしてて、身の引き締まる気分がした。

いきなりぼっち観戦が好きだと言い出すキモいおっさんだけど、まあ、とりあえず許してほしい。

「柏サポによる、当時の広島GK前川和也へのパジャマ連呼事件」のエピソードは、個人的にはどっかで書いときたかったものの一つ。読めば非常にくだらないエピソードなんだけど。
あの頃、著名な柏サポの一人であるみゃ長氏はいたんだろうか?

6本目

書いてタイトリングして発表までしてから「島根スサノオマジックがあるやんけ!」と思ったのだが、あれはそもそも全くのプロチームだからという妙な理由で敢えてその範疇に入れなかった。

セルリオ島根を入れといたのは、あのチームをもう少し知っといてほしいから、というのもあっての話。山陰合同銀行のバドミントン部も書こうと思ったけど、そこまでやるととっ散らかるといけないので。

主役はF2リーグのポルセイド浜田。OWL magazineでフットサル沼などというムーヴメントが起きていたので、ちょっとした便乗のつもりだった。

まあ、五十嵐メイさんみたいにフットサルワールドカップを応援しにリトアニアまで乗り込むような財力も時間もないので、今そこにあるフットサルでも愛でましょう、というわけで、ポルセイド浜田に決まった次第。

最初は興味本位で観に行ったポルセイド浜田も、今ではそれなりに応援していたりするから、私も沼にハマってしまったのかもしれない。

7本目

何本かストックしてあるネタの中から、これが出てきた。今時あの有名なチャントの出所を知らない人もいないだろう、と思うけど、敢えて書いた。

OWL magazineと無関係なところで「Yellow Submarine」ネタを書いたら、ものの見事にスベったので、どうかなあ、とドキドキしていたが、まあ、盛大にスベってコケるようなことは免れた。

まあ、自分ではとっとと忘れたい文章かもしれない。そういうこともある。

8本目

WEリーグに引っかけて、なでしこリーグ入りを狙うディオッサ出雲の話を書いて景気づけを、と思ったんだけど、ディオッサ出雲はヴィアティン三重レディースに敗れて来季はなでしこリーグ入りを果たせなかった。

ディオッサ出雲は、島根県女子リーグにいる頃からなでしこリーグ入りを狙っていたほどだから、その本気度は推して知るべしだろう。
殊に堺陽二監督になって以降、中国女子リーグでの優位が続いており、それ故にそろそろなでしこリーグに行きたいところ。

「○○ならできる、私はそう信じる」みたいな言い回しを個人的には多用しているのだけど、あんまり使いすぎると押しつけがましくなっちゃうかな、とは思ってもいる。悩ましいところだ。

9本目

サッカーの内容が薄いのは、この日、ガイナーレ鳥取がテゲバジャーロ宮崎に大敗したから。

でも、プロレスそのものは面白かったから、それで攻めてみることに。ちょっとやりすぎかなとは思ったけど、書いてる自分はわりと納得してるので、これはこれでいいと思うことにした。

この文章に関しては、プロレス観戦記と割り切ってお読みいただきたい。旅とサッカーの雑誌にローカルプロレスが登場するなんて酔狂も良いところだ。

10本目

まさかのこれだったので、軽く驚きつつ。まあ、何ですね。私の記事は根本的に広く読まれる文章というかスタイルではないので、今後はその辺をもう少し意識したいな、という反省の下にある一本。

でも、とりあえず金子勝彦アナウンサーについて書けたんで、そこはひとまず良しとしておきたいかな。

たぶんもうしばらくは続く

だいたい、OWL magazineは旅とサッカーを紡ぐ雑誌なのに、旅要素が何一つ無い文章ばっか書いて寄越す執筆者って、どう思う?

せめてもうちょっと旅要素が増やせるよう、いろいろ考えてみたいなあって思ってはみてるけれど、何しろ旅とは縁遠い人間なので、どうにか旅要素をひねり出そうと奮闘が続く有様。

とは言え一応、OWL magazineの異端児を目指すのだと自称している以上、やはり他の皆さんとは若干違う方向性で、これからも攻めていければって思うわけだ。

てなわけで、今後もうしばらくユルユルとお付き合い願おうか。

基本的に他人様にどうこう、と偉そうに提示するような文章ではなく、「こいつ、馬鹿でぇ」と軽くお読みいただけるような文章を書き発表することを目指しております。それでもよろしければお願い致します。