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チームに優秀なメンバーが増えた。ボクは焦りを覚えた


ボクは以前、こんな記事を書いた。

この記事を書いてから約4ヶ月。状況が大きく変わってきたのでご報告したい。

結論からいうと、優秀な新メンバーが入ってきた。そしてボクは、大いなる焦りと不安を覚えた。


年上の新メンバー・Aくんの加入

8月中旬、世間がお盆休み真っ只中のとき、彼は株式会社GIGに入社してきた。

彼の名前はAくん。名前を出していいかわからなかったので、ここではAくんと呼ばせていただく。彼はボクがマネージャーをつとめるメディア事業部(ウェブメディア『Workship MAGAZINE』を運営するチーム)に加入してきた。

Aくんは社会人5年目のマーケターで、とりわけウェブメディアのSEO戦略に詳しい。ボクは誰かに体系的なSEOをガッツリ学んだことがなかったので、心強い仲間として彼を迎え入れた。

ちなみにボクは社会人2年目なので、社会人的に彼は「先輩」にあたる。しかし会社では、ボクが上司の立場。ややこしいが、マネージャーヅラしてしっかり責務を果たしたい。


Aくん、超優秀だった

───彼が入社して1ヶ月と少し。正直にいって、Aくんは想像以上にデキる人だった。

彼はウェブメディアのSEO戦略担当として加入したのだが、そのほかにも運営体制の改善、評価制度の体系化、その他さまざまな問題点の改善提案、仕組み化などなど……あらゆる場面で活躍していった。

もちろん、新しく入ってきたからこそ問題に気づくことができ、このような改善につながった部分もあるのだろう。これが「新しい風」ってやつか。すごい。

ただ同時に、いままでこのような問題点に気づかず、のうのうとマネージャーをしていたボクが、少し恥ずかしくなった。


ボクは本当に、Aくんの上司で良いのだろうか

ボクは1年と3ヶ月にわたり、Workship MAGAZINEの編集長としてメディアを引っ張ってきた。……いや、正確には引っ張っていた「フリ」をしていただけなのかもしれない。

昨年末に月間370万PVを記録するなどもしたが、ある程度は運の要素も大きかった。これは実力なのか、ただの偶然なのか。ボクは編集長でいいのか、メディアを引っ張る立場にいていいのか。そんな葛藤は常に心の奥のほうに潜んでいた。

そして今回のAくんの加入である。ここでボクの自信はわりと大きく砕かれた。自惚れていたわけではないが、自分のやってきたこと、築いてきたロジックが正しかったのかどうか、本当に分からなくなったのだ。

もちろん、「マネージャー」「上司」というのは、あくまで組織上での役割でしかない。ただAくんは、少なくともSEOや仕組み化という点では、ボクより圧倒的に優秀である。そんなボクが、たとえ役割だとしても、Aくんを管理・評価する立場にいていいのだろうか。


もっと焦ろう

さて、ここからが本題だ。

前提として、Aくんが株式会社GIGに入社してくれたのは、本当に嬉しいことである。しかしそれによって、ボクの自信や立場はグラグラと揺らいでいる。それによるストレスも、少なからずある。

しかし、同時にそれで良いとも思っている。上司がいなくて悩んでいた頃に比べたら、なんて健全な焦りだろうか。所詮ボクは社会人2年のぺーぺーである。周りからの刺激やストレスを受けないでどうする。

焦ろう、そして成長しよう。安心から進化は生まれない。

Aくん、これからもボクをどんどん焦らせてください。ツッコミに対してたまに嫌そうな顔をしますが、それはボクの弱さからくるものです。いまは許してください、徐々に強くなるので。

Workship MAGAZINEを一緒に盛り上げていきましょう。これからもよろしくお願いします!


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