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【3】二郎インスパイアに挑むのは心の準備が必要 #編集者の無編集雑記

このnoteは「さいきん編集者という立場に甘んじて文章書く機会が減ってるな〜」と危惧した編集者・じきるうが、日常の発見を無編集でわーって書くやつである。過去の連載はこちら


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いろいろあって伊勢海老を茹でてるのだが、茹でている間に昼間たべたラーメンの話をしようと思う。


たまたま目に入ったラーメン屋が、大変だった

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仕事がひと段落して、よーし昼飯にでも行くかーということで会社の近くにある人気ラーメン店『まる玉』に伺ったのだが、もぬけのからだった。えっ、食べログ3.70の激ウマラーメン店が閉店!? 

なかをそろーっと除くと、ほんとうに何もなかった。ただ、木製のカウンターが無の表情でならんでいるだけ。完全に時間が止まっている。

まじか……。正直そこまで足繁く通った店ではないのだが、そこそこ好きだった店がなくなるのは悲しい。そもそも会社の近くにはラーメン屋がほとんどないので、どうしてもラーメンが食べたくなった時には死活問題となる。

ああ、ラーメンが食べたい……。もう、まる玉じゃなくていいから、ラーメン屋さん、ラーメン屋さんをください……。


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と、ふと目を上げると、まる玉から150m先にラーメン屋さんがあるではないか。僥倖。これまでまったく認知していなかったのだが、これは行かざるを得ない。ボクのラーメン欲を満たしてくれ!


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はい、死。

おい、聞いてないぞ二郎インスパイアなんて。二郎系に行くには心の準備が必要なんだぞ。ボクはいま、二郎を受け入れる胃袋にはなっていない。ただ普通にランチを食べに来ただけなのだ。いま二郎食べたら腹が死ぬ。


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マジで死ぬかと思った。ふざけんなおい。(とてもおいしかったです)

まさかラーメン過疎地の会社近くに、二郎インスパイアがあるなんて……。二郎欲を満たしたい時はまた来よう。

ただ、世の二郎インスパイアよ。ちゃんと店の前に「この店は二郎系です」「超大盛り店です」ってちゃんと書いといて。頼むから。ボクみたいな犠牲者がでるから。おいしかったからいいんだけどさ。


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まあそんなことより、ラーメン屋に貼ってあるうんちくの張り紙っておもしろいよね。ここのお店は「もやしの効能」が書いてあった。

へ〜、もやしって意外とタンパク質豊富なのか。トレーニーに最適じゃん。でもよく考えたらもやしって大豆由来だし、タンパク質豊富なのも頷ける。30円くらいで買えると思って舐めてたけど、今度から筋トレ帰りに買うようにしよう。


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そして気になるのが、ここ。

「店主(独身)調べ」

独自調べじゃなくて、独身調べ。その主張がウルッとくるんだよこっちは。そうか、独身なのか……。この主張が、「人生の伴侶が欲しいです」なのか、「独身でも楽しくやっています」なのかで意味合いが大きく変わってくるが、この2文字でいくらでも背景のストーリーは想像できる。

そしてこれを書いたのが二郎インスパイア店の店主……う〜ん、ドラマしかないじゃんこんなの。大変だ。


茶色い何かが出てきて怖い

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ラーメン屋さんの文章書いてたら、いつのまにか鍋の中が茶色くなってた。

すごい、伊勢海老のミソがめっちゃ出てきてる。ていうか出過ぎじゃない? この伊勢海老は味噌汁の出汁に使う予定だったのだが、もう出汁とかそういう次元を超えて禍々しいものを感じる。こわっ。


伊勢海老の話はTwitterでみてくれ。


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