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三回目が難しい。だから三日坊主はすごい。

英語で人前で話す練習をする国際教育NPO「トーストマスターズクラブ」で20年超活動しています。月1回日曜午前中2時間オンラインで定例会があり、昨日も参加しました。

私もそうですが、ほとんどの方が「英語が上手くなりたい」「人前で自信を持って話せるようになりたい」という想いで参加されます。ただ、「人前で7分ほど準備したスピーチをしそのフィードバックをもらう」ことがメインのこの活動は、英語学習の中では比較的ハードルが高く、続かない方も正直多いです。毎月の例会に参加する時間やスピーチの準備の時間の確保も必要ですし、ちゃんとできるかどうかというプレッシャーも。

ですが、それでも続けられる人はめちゃくちゃ伸びます。20年近く色々なレベルの方と出会いましたが、本当に英語だけでなく、話し方や自分に対する自信、生き方までもが変わった人をたくさん見てきました。

昨日の定例会で、今年のはじめ頃に参加された方が3回目のスピーチをされました。1、2回目より格段に上達されていたのをひしひしと感じました。

3回目のスピーチができるかどうかが、続くかどうか、伸びるかどうかの試金石のように思います。スピーチの作り方のマニュアルはあるものの、話すテーマは自由。1回目は自己紹介、2回目は自分が興味のあることを話す人が多いです。そして、私自身もそうだったのですが、2回目が終わると一気に「疲れ」がきます。一番好きなことは2回目で話してしまったし、準備にどれだけ労力がかかるかも分かってしまった。ネタ探しから原稿を書き、練習し、、、と考えただけで3回目に挑戦する気持ちが失せる。「1、2回目で結構褒められたし、もういっか。」とも思いがち。

そんなメンタルを乗り越えるからか、3回目を頑張った人はまた次、その次、と続けられる人が多いです。そして、3回目をやり切った後の自信からくる「伸び」は、1・2回目のものとは違い、なんというか、しっかりとした「伸び」に思えます。

3回目の次の4回目も、また大きい。ですが、それも「3回目」が起きないことには起こりません。「2回目」は結構勢いでやってしまえますが、「3回目」は自ら「やる」とを選択する必要があるので、そこが違いなのかも。

私はとかく何事も「三日坊主」で終わりがち。継続する力がない、なんでもいい加減な飽き性、とネガティブなイメージが強い「三日坊主」ですが、実はすごいことなんじゃないかと思います。だって「三日目、やると自分で決めた」んですもの。そこのところをもっとフォーカスしても良い気もします。

私も note や Stand.FM で細々と発信していますが、毎度なかなか続かず。「どうせ、私、三日坊主やし」と開き直ってしまっている部分もありますが、「いやいや、三日目やった自分は偉い」と自信に繋げた方が良いかなと思いました。

今回はまだ2週目ですが note も Stand.FM も続いています。アウトプットの練習と思って、コツコツと続けられたらと思います。

ゆるゆるの Stand.FM はこちらです。


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