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妄想は私をどこに連れて行くのか

2022年から、「新しい働き方ラボ」(通称:あたらぼ)に参加しています。応募した志望動機は

『何者でもないオカンが「DX人材」になり得るのか』

マジか

でした。

我ながら、アッパレ壮大な妄想だと思います。
が、あれから約1年半。妄想オカンはガチの「DXの人」になろうとしています。

「どないしたらええのん」の2022-2023

2022年に壮大な妄想を掲げて以来、DXに関する学びや出会いを重ねてきました。
経産省主催のDX人材育成プログラムに参加し、DXについての考え方や、PythonでのAI(機械学習)モデル構築、データ分析を学びました。また、そこで出会った人達とハッカソンに出たり、学ぶ過程で知ったSaaSツール Power Platform を勉強したりそれをUdemy講座として公開したり。時の人、松尾豊教授主催の東大の社会人講座も受けました。

ですが、それをどう仕事に繋げていいものか、分からずじまいでした。

いくつかの企業に応募するものの、面接の機会さえなく。
就職・転職エージェントからは相手にされず。
クラウドソーシングで提案営業をするには自信がなく。

どないしたらええねん、と途方に暮れていました。

「そこに、価値は、あるんか」

そもそも、「おかんDX」の発想の入り口だった「DX人材不足を中年オカンのリスキリングで解決する」という考え方が社会的に求められてるのか。価値があるものなのか。そこを確かめたくなりました。そんなん要らん、ということだったら諦めて他のことすればいいし、と。

そこで、その妄想を「ビジネスモデル」としてまとめ、ビジネスプラン発表会 LED関西に応募したところ、300通を超える応募の中から30名のピッチ登壇の機会をいただけることになりました。

いやもうビックリしたことこの上なく。「起業家」などという意識は全くなく。個人での活動にするのか会社(法人)にするのか検討もつかなかったのですが。ただ「もしかしたらニーズがあるのかも」ということが分かったので、少し自信がつきました。

「社会課題」を解決するには

ここ数日、12月19日のピッチ登壇に向け、プレゼンのブラッシュアップを30名で行っているのですが、みなさん色々な社会課題をビジネスで解決しようと取り組んでおられます。

話を聞いていると、世の中には色んな働きづらさとか、生きにくさがあるんだなぁ、と痛感します。そしてそれをひたむきに変えようとしている方の話を聞いていると頭が下がります。

とはいえ、私も、
キャリアトラックから外れ悶々としてる「オカン」達がイキイキと働ける社会になったらいいなぁ、と。
「デジタルなんて…うちは未だに昭和やから」と言うてはる中小企業さんのDX推進のサポートできたら、と。
これって「社会課題の解決」やん。そう考えています。

「フリーランス」だろうが、「起業家」だろうが、何かできることもあるだろうし。やるなら最大限の効果が出る形で取り組むのが良いだろう、と。せっかくピッチ登壇の機会をいただいたので、これから誰と一緒に何をしていけば良いか、この機会にしっかり妄想を現実にしていきたいと思います。

どうなる2024

まだボヤッとしていた2023年の最後に、大勢の前で話すことになると思ってもみませんでしたが。

妄想も、言うてみるもんですね。
2022年に「オカンがDXやって!おもろいやん!」と言い始めた時には、翌年末に「女性起業家」の皆さんに囲まれてるなんて夢にも思いませんでした。(今もあまり「起業家」の自覚はないです。汗)

来年、2024年はどういう年に…、まぁ、鬼が笑うので、ここで止めておきます。


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