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都市鉱山

この頃よく聞く
都市鉱山という言葉。

ゴミとして捨てられた家電製品の中から有用なレアメタルなどの資源を取り出してリサイクルすることを鉱山にたとえています。



さて、現在金の価格が高騰していることはご承知の通りです。

先日テレビで、主婦が銀座の金買取り店に、鎖やピアス、指輪などを持ち込み、諭吉さんと交換してもらって、ニンマリしているのを観ました。

その時わたしの瞳は間違いなく
ランランと輝いていたと思います。


うちにもあるだろうか。

確か金貨のペンダントヘッドがあったはず。

チェーンもあったはずだけど。

ちょっと探してみようかな。

などと思っていた矢先、
新聞にデパートの折り込みチラシが。

特設会場での宝飾品セール。
アクセサリーリフォーム。
そして金買取り。

まさにタイムリー。
渡りに船とはこのことです。

ちょっと持って行ってみようかしら。
試しに。
ダメもとで。
noteのネタにもなるし。。。

以前、このデパートで、婚約指輪(立て爪リング)を今風にリフォームしてもらったことがありますが、なかなか満足のいく仕上がりでした。

このデパートなら信頼できる。

というわけで、

約40年前に使用していたコインのペンダントなどを査定してもらうことにしました。


あの頃カナダのメイプルリーフ金貨が流行っていたけれど、わたしのは南アフリカ金貨。
おじさんの横顔のレリーフがまったく可愛くなかった。

あとは、実家から持ち帰った金の指輪。

母の結婚指輪と思われ、
わたしの地元では老舗といわれる、S時計店のケースに入っていたので、これは本物と思って間違いない。

(父よ、母よ、勝手に結婚指輪を処分する不孝をお許し下さい)

チェーンはペンダント用の長めのものと、ちょっと引っ張ればすぐに千切れてしまいそうな華奢なもの。


以上4点をドキドキしながら査定してもらいました。

鑑定士はごく普通の、その辺を歩いているようなおばさま。
ルーペで覗き込みながら、テキパキと
解説してくれます。

金貨は見本帳の写真と照らし合わせながら、あとはどこのお宅にもありそうなデジタルスケールで重さを計りながら、あっという間に査定終了。

金貨そのものが22金。
金貨の周りのフレーム、指輪とチェーン2本は18金。

金貨以外はまとめてグラム数で計算し、さらにキャンペーン期間中は5パーセント上乗せということで査定金額が算出されました。



結果として、、主婦のお小遣いとしてはじゅうぶん過ぎるほどのものを手にすることができました。

すっかり気をよくしたわたしは、

断捨離ついでに死蔵品はないか、更に家宅捜査してみようと決心したのです。

僅かばかりの金にいいお値段がつき、デパートは更に利益を出しているのですから、やはり金は高騰していると実感できました。

皆さんのお宅にも、ゴールドのアクセサリーが眠っていませんか。


誰かに貰った思い出の品も
今が手放すチャンスかも知れません。