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【ウェビナーレポ】最新の助成金活用術でWEBマーケを加速【2020/12/9】

ケイブリッジが運営している、学生団体TeamKJのムードメーカー事業部に在籍している杏菜です。

ケイブリッジのCEOである金井が司会進行を務めた4社共催無料ウェビナー「最新の助成金活用術でWebマーケを加速!」が開催されました!

登壇は4社の予定でしたが、3社で開催されました!(残念、、)
3社に登壇いただいた内容レポートを書いていきたいと思います!
初のレポート記事......どんな感じになるのか......

1.『書く』ことに特化した、テキストコンテンツの企画と作成

コンテンツマーケティングを強みにしている弊社(株式会社ケイ・ブリッジ)CEO金井が登壇トップバッターでした。

1-1.コンテンツマーケティングについて

金井「マーケティング設計の中のコンテンツマーケティングがある!」SEOの位置はマップの通り。このマップわかりやす〜!

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「なんの為にマーケティングをしているのかじっくり考えた方がいい」と言う金井。

「とりあえずSEO対策をしたらいい」
「ブログを更新継続していたら検索順位があがる」
と思っている方が多いですが、なんとなくSEO対策するのではなくて、カスタマージャーニーマップやペルソナを作るといいとのことでした。

カスタマージャーニーマップとは:ターゲットユーザーがどのタッチポイントで情報を入手し、どんな思考で行動しているのをアンケートなど用いて調査し、マップ化したもの。
ペルソナとは:自社のサービスや商品を利用する典型的な顧客像で、年齢や性別など、現実味のある詳細な情報を設定したもの。

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このマップの中でSEOがどこに必要か考えるとSEO対策ができるそうです。
たしかにこのマップは有効利用できそう!

では、そもそもSEO対策(=Web上で上位表示させるための対策)はなんの為にするのかというと、①ネガティブ②ポジティブ③信用の3つの理由があります。

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ユーザーは紹介よりもネットにある方を信用したりする傾向にあります。
ネット上で順位を決めてるのはGoogleなので、上位表示されやすいように対策することでユーザーに見てもらいやすくなる=信用につながるとのこと。

Googleには品質ガイドラインを守って、ユーザーが分かりやすいものを作ることこそがSEO対策なんですね。

記事を上位表示させるのに重要なのは、以下の3つ!

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金井「記事をとりあえずライターに振る時代は終わった。」
記事の質をあげないと勝てなくなってきていることがわかりました。

1-2.コンテンツ・企画の作り方

年間計画をしっかり立てて、「自社のサービスはこれをこの時期に出す」とか「業界としてはこうなっていっている」といったことが必要なのだそうです!

〜事例紹介〜 
・コロナウイルスの企画(社労士さんが監修)
トレンドにあった企画を立て記事をだし、PV数が上がれば、サイト自体が信用性高いものと認識されるのでアクセス数が上がる!

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急ぎの場合は、「プレスリリースとオウンドメディアを連動させたらいい」とのことでした。

プレスリリースとオウンドメディアの記事コンテンツを連携させて、顧客のオンラインサービスをダウンロードできるようにしたところ、200社超の申し込みに繋がった事例もあったようです!すごい…!。

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1-3.自社メディア0からの作り方

イチからメディアを立ち上げる場合、まずはワンワードに特化してドメインを強化していく方法がよいのだそうです。

実際にケイ・ブリッジでも、ワンワードに特化した記事をどんどん入れていくことでドメイン強化ができた事例があるとのこと(以下画像参照)。

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PVとCVの上がり方がすごいですね!

1-4.コンテンツのポイント

1-2でもお伝えしましたが、コンテンツを作る上で監修が大事になってきているそうです。
専門の方がコンテンツを監修している旨を表記することでユーザー満足度が上がり、見てもらいやすいコンテンツ制作ができるのですね。

最近はGoogleがどんどんユーザー目線になってきているので、自分のお客様がどんな人なのか見極めて、マーケティング戦略を立てるようにしましょう。

2.差別化の定石!ストーリーマーケティング

第2部の講師は株式会社シンフィールドの田所洋平さんです。
あまり聞きなれない『ストーリーマーケティング』について教えていただきました。

2-1.ストーリーマーケティングについて

ストーリーマーケティングとは、ストーリーの中でエモーショナルな内容も含めて伝える広告手法のことです。
田所さん「共感するファンをふやせる」...エモかっこいい言葉で引き寄せられますね!
潜在層にも有効な手段として使われる手法なのだそうです。

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例にあげられた企業のひとつが、体重計など計測器の大手メーカーである『タニタ』。
体重計を提供するのではなく、食堂をだしたり、『健康な生活』という『モノではなく実現したいもの』を提供したことで成功した事例です。

また、ストーリーの中でメリットを伝えている動画や漫画もあります。
以下画像は、Amazonの『アレクサ』の事例です。

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2-2.ストーリーマーケティングのポイント

①背景にある想いを表現する
②直接より間接訴求
③3C分析をしっかりする 

自社のメリットを書き出して、それを伝える広告にするといいみたいです。
田所さん「3C分析は業者さんにお願いする企業もありますが、業者さんと一緒にするor自社でやる方がメリットが伝わるのでいいです。」

3C分析をしっかりして、自社のメリットを伝えられるようになりたいですね!

2-3.パターンのおすすめ

ストーリーマーケティングを行う上でのコンテンツ制作は、以下2種類のパターンがおすすめなのだそうです!

①王道パターン
→家族愛など愛が伝わるようなストーリー
②興味喚起パターン
→驚き、ノウハウを提供するストーリー

興味換起パターンの事例で反響が大きかった広告は、以下の事例です。

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「ハイヒール(美)がうんち(汚)が生んだてどういうこと!?」ってなりますよね。

世の中で当たり前と思われていることを覆せる『自社の強み』をだすことが大事なのだそうです。
ギャップによって興味喚起させる!これに尽きる! 

2-4.どうやってストーリーマーケティングを作るのか?

ストーリーマーケティングが得意なターゲット層は、潜在層と準顕在層。

まず、潜在層におすすめなのは基本的には『間接訴求』です。

*一回でLPまでもっていきたい場合:ネガティブ訴求
ネガティブ訴求とは「これやらないとやばいですよ」と伝えている訴求方法です。
例:歯磨きしないと虫歯になりますよー
*コンテンツマーケティングでしっかりファンにしていきたい場合:明るい日常の切り取りを伝えるストーリー
愛があるストーリーにすると効果的なのだそうです

次に、準顕在層におすすめなのは基本的には『直接訴求に近い間接訴求』です。ポジティブ訴求や違和感に気づいた話がいいそうです。
例えば、以下画像のように「こういうことしてませんか?」という違和感を気づかせるような内容。

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このfacebook広告には続きがあり、以下の流れでコンバージョンまで持っていきます。

カルーセルで4コマで惹きつけられる漫画を出す

広告の続きが気になった人をWebに誘導

リード獲得

CVさせてから続きを読ませる


田所さん「漫画広告などストーリー性のあるものを作るには、神話の法則が重要」
神話の法則のフレームは以下のとおりです。

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これのフレームに合わせてストーリーを練ると、いい広告が作れるのだそうです。
この法則を念頭に置いて作っていきたいですね!

3.デジタルマーケティングに使える助成金・補助金制度について

第3部の講師は、中小企業を中心に資金・人材・売上を支援する株式会社ライトアップで執行役員をされている杉山宏樹さん。
最近、株式会社ライトアップでは完全非対面・役所訪問不要の支援フローを構築されたのだそうです(コロナ対策ばっちし!)。

第3部は難しそうなテーマ......助成金もらえるならもらいたいと思い......真剣に聞いてしまいました。

3-1.助成金と補助金の違いについて

助成金や補助金は、社会問題の解決のために各省庁に振り分けられている予算です。
一般的には、助成金は厚労省が出すもの、補助金は各省庁が出すものを指します。

また、助成金と補助金の一番の違いは、抽選があるかどうか。
補助金は抽選があるので、受かったらもらえます。
一方で助成金は抽選がないので、定められた基準を満たせばもらえます。

杉山さん「助成金制度を知らない人は損をしているかも?」
助成金制度を知らず、補助金制度を使って狭き門に挑戦している人が多いのだそう。
補助率と上限率がほぼ同じ制度でも、補助金と助成金ではこんなに合格率が違うんです!(下記の表参照)

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損はしたくない!と思っていたところ、杉山さんが助成金の受給条件を教えてくださいました!

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助成金平均申請金額は約250万円とのことです。
めっちゃもらえるやん!!
申請しないと損ですね。

3-2.デジタルマーケティングに使える制度

助成金や補助金がデジタルマーケティングにどう関わるのかは、「使える制度は考え方を別にする必要がある」と言う切り口から説明してくださいました!

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杉山さんが提示してくださったこの表、わかりやすい!
広告なら補助金、ITツール導入なら助成金とという風に分解して選択していけばよいのですね。

3-3.ITツール導入に使える助成金制度

ITツールの導入に関する助成金にはいくつかのコースがあるらしく、オススメのコースを紹介してくださいました!

①テレワークコース
・テレワーク環境への投資(IT等)が対象
・実際に指定人数がテレワークを実施する必要がある
・助成率50~70%
※『従業員が在宅ワークできるようにツールをPCにいれる為の費用』などの文脈で申請したら助成金がもらえます。
②勤務間インターバル導入コース
・勤務時間削減への投資(IT等)が対象
・就業規則に『勤務間インターバル』を記載する必要がある
・助成率75%

勤務間インターバルとは、勤務が終了した後、一定時間以上の『休息時間』を設けることで、労働者の生活や睡眠の時間を確保する為の制度のこと。
在宅勤務の中で徹夜などをしないようにする取り組みのことです。

3-4. ITツール導入に使える補助金制度

助成金同様、補助金制度のオススメについても教えてもらいました!

・小規模事業者持続者補助金
ITツールや広告費が対象になる補助金制度

広告費が対象になるのは、コンテンツマーケティングする上で大きいですよね。
しかも、本年度の合格率は80%を超えていました!これはすごい!

申請に締め切りがあるのでご注意を!
本年度は2月5日を目指しましょう。

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デジタルマーケティング関係なく、助成金をもらえるケースは様々ですが、株式会社ライトアップさんにご相談すると見積もりを出してくれるそうです。
なんと、相談無料!色々教えてもらえてしかもお金取らないなんて、何事…!?
弊社もすぐ相談してみよっと!

IT投資分野での助成金や補助金制度は今後も期待大ですね。

まとめ

今年の11月からマーケティングの世界に飛び込んだので、知識が少ない新米社員の私は、このウェビナーを通して学ぶことが多かったです。
こんなに惹きつけられる漫画広告が作れるなんて...在宅勤務で助成金が出るなんて...と驚きの連続でした。

最新のマーケティングが知りたい方は、ぜひ参考にしてみてくださいね!
コンテンツマーケティングについては、弊社までお気軽にご相談ください♪