久々に歯医者に行ってしんどくなってる話5

待って気づいたら前回の分書き忘れてた。


といっても前回は特に何があったわけでも…
いやあったわ。親知らず抜いた穴。塞ぐように縫われた糸。
あれね、塞がるんですよ。ちゃんと。人体すごい。

というわけで今回も二本立て。まず抜糸編。

歯茎上下からピロッと伸びた糸が気になって気になってでもちょっと引っ張ったら痛い(当たり前体操)し…触らないようにしよ……
そしてとうとうその日が来た。

歯医者さん「では今日はこちらで…」(麻酔しない席へ)

えっ糸抜くときって麻酔ないんか!!?痛くないの!!?
痛かったら教えてね~と言われビビりながら口を開ける。両手は外したマスクを握りしめていた。

「では糸切っていきますね~」

パチン、パチン、パチン…と数回ほどハサミが鳴る。ひええ口にハサミ入っとる…なんてビビっていたら

「抜きますね~」

あっちょっ嘘待ってうわああああ…!!(スルーっ)…んん?痛くない…痛くないぞ!!
傷口はしっかりと塞がっていた。人体すごい。えらい。

な~んだこれなら大丈夫!
と思って油断していた矢先のことであった。糸を抜いていた細いピンセットが、唇を、ギュッと

(~~~~っ!!!?!!!??!!)

歯医者さんは気づいていないのか、挟む力がどんどん強くなる。待ってこれが一番痛いぞ先生ーっっっ!!!(挙手)



(……いや止まらんのかい!!!)



なんと先生は止まらなかった。暴れたら危ないからと控えめな挙手(手首から先のみ)だったから気づかれなかったんだろうか。ともかく、唇をうすーく力強く挟んだピンセットはそのまま唇が滑って外れるまで離れることはなかった。いひゃい。

それ以降は唇を挟まれることはなく、無事抜糸は終わった。軽く突っ張っていた歯茎の周りもしばらくすると戻ったのだった。


さて改めて今回は右下の奥歯に被せものがつく日だ。被せものの日は痛くないしさくっと終わるので帰りに買い物するぞい!と楽しみに待ち構えて、

「今回一番奥の歯は金属になります~」

おぉ?そ、そうなのかー…一本だけ銀歯…まぁ人に見られるようなとこでもないしな。お願いしまーす。
と大人しく横になって……事件は起きた。

形を調節して材料でくっつけてはみ出たのを削ったら終わりのはずが、なんかやたら削り方が激しい。すごいガンガンいってる。え、すごいガンガンいってる……(困惑)

「すみません、くっつける材料が多かったみたいなので金属の方一旦削りますね~(^^;」

えっ(えっ) ☆えっ────

そして新しく口に入る結構でかめの機器…
あっうわっすごいガリガリしてくる!ガンガンもしてくる!!ノミでも使ってるんか!!?
えっつかこれとてもしんどい、神経は抜いてるけど口はずっと開けっぱだしすごい響くし音がキツい……!!
ひええんしんどいよぉ……!これが終わったら雑貨屋さんで買い物いっぱいするんだ……!!



「はい、ゆすいでくださ~い」

……長く、苦しい、戦いだった……(憔悴)

そこから奥の方だけ土台を一回り大きく削って、改めてスキャンして新しい形を作り、次回、今度こそちゃんと詰めるそうな…ただ今度は詰めるのが白くなるんだそうな。
ミスったからサービスで白くなるのか金属が用意できないから白くなるのかは分からないが、一本だけ色が違うのはどうやら避けられそうだ。

口をゆすぐと小さな小さな金属の粉っぽいのが出てくる。しっかりゆすいで時計を見ると、一時間半かかっていた。はわわ…

そして会計と次回予約確認のとき、作者は気づいた……

「新しい被せものが出来上がるのが……23ですね。この日で大丈夫ですか?」

今日で今年最後だと思っていたのに

>>>もう一回通えるドン<<<

(。´Д⊂)

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