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仕事への思い 【自己紹介 #3】

今日も、"スキ"をいただきありがとうございました。
仕事の合間にスマホを見たとき、通知が来ていて嬉しくなりました。

仕事に対するモチベーションも上がりました。
ありがとうございます。

長過ぎる自己紹介シリーズ第3弾、最終章です。

今回は、

仕事への思い

をテーマにしようと思っていましたが。
仕事について書こうとすると、
わたしの人生の話になるので、そういう感じで。

テーマ:仕事と、人生におけるキーワード

今、25歳です。もうすぐ26歳になります。

あっという間だったような、とても長かったような、四半世紀をどうにか生きてきました。

私の人生におけるキーワードは、

プロデュース

だと思っています。

散々色んなところで言っているのに、
いざカタカナで書くと変な感じがします。

これに至ったのは、中高時代から、
もしかすると幼少期から始まり今に至る、
ひとつのストーリーの中で人生を進めてきたからだと思っています。

振り返ると、

フィールドは違えど全部繋がっているな

と感じます。

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中高時代

ステージに立つことが好きでした。

幼少期から楽器を習っていたのですが、
年に2〜3回、発表会やらコンサートやらがあり、
ステージに立っていました。

中高生は舞台に立つ部活をやっていました。
色々とやっていましたが、個人的にはミュージカルが好きでした。

大抵はいっぱいいっぱいなのですが、

照明を浴びる高揚感
お客さんの表情や感情が見えるときの一体感
失敗が許されない緊張感

そういうものを感じられるタイミングがたまにあって。

今この時しかない瞬間にいる臨場感が
最高に楽しかったです。

プロデュース

というキーワードが自分の中で形を成し始めたのは、最高学年になったときでした。

一番上の学年が演目を決めて、すべて手配するんですね。

その時はプロデュースという言葉は浮かんでおらず、

自分たちの代らしい演目は?
この役はあの子の、この子の魅力が伝わるのでは?
これはお客さんにウケるのでは?

みたいなことを考えていました。

要は、

後輩も含めて自分たちの魅力を伝えたい
観客に面白いと思ってもらいたい

そのためにはどういう

"魅せ方"

をすべきか、と。

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大学時代

高校卒業後、イギリスの大学に進学しました。
定期テストで英語は13点だったのに思い切ったものです。

1年目が終わる頃、
専攻を選ぶタイミングがあって、
どこにしようかパンフレットをめくっていたのですが。

Artの学部で、
劇場(演劇やミュージカル、ライブなど)のプロデュースを専攻できる学科を見つけてしまいました。

これしかない。
というより、わたしはこれを学ばなければならない。

ものを買うのは延々悩むのに、こういうときは即決。

なぜか使命感に似たものにまで駆られました。

その学科で、プロデュース、ディレクション、テクニカル関係を学び。

プロデューサーやディレクター、ステージマネージャーになるための勉強です。

関連して、マーケティング、プロモーション、現代アートの歴史などを学びました。

何もかもが本当に面白かったです。

サークル的な活動で、劇場で作品を上演したりもしました。
プロデュースってこういうものか、と実際にかじってみることが出来たのが、大学生の頃です。

そんな大学生活を諸事情によって早めに切り上げ、帰国。

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社会に出る頃

就活中になんやかんや葛藤もありつつ、
結局BtoBの展示会がメインのイベント会社に就職しました。

エンタメのプロデューサーの勉強してたのに、なぜBtoBか?

色々な理由がありますが、
今回はポジティブな方向から、
それらの一部だけをさらっと。

プロデューサーって、

なにかを魅力的にみせる仕事

だと、25歳の若輩者は思っています。

仕事を決めるときにふと、
なにか、の対象が、ビジネスのフィールドにあっても面白いんじゃない?と思いました。

そこに至った理由。

例えば新たな作品が生まれたとします。

素晴らしい作品なのに、プロデュースする術が分からず埋もれてしまう作品があるんじゃないか?

創ることに力を注いで、知ってもらうことにまで力を注ぐことが出来ないんじゃないか?

そういうときに、魅力的にみせて、人々に知ってもらえる、おもしろいと思ってもらえるようにできるのがプロデューサーなんじゃないか?

もしかしてビジネスでも同じことってあるのでは?と思いました。

当時、町工場などがメディアで良く取り上げられていた影響はあると思います。

人手不足の日本で、素晴らしい技術があるのに発信する術が分からなかったり、そこに人手を割けなかったりすることってあるんじゃないかな、と。

ビジネスのフィールドで、製品や技術、ひいてはその企業を、社会に、世界に向けて魅力的にみせることも、プロデュースなのでは?と。

イベントの仕事を振り返って、
結果的にその一端を担うことが出来たんじゃないかな、と思います。

華やかで、泥臭くて、目まぐるしく変わる社会のトレンドと押し寄せる締切の波の中で、
お客さんのやりたいこと、チームのやりたいこと、自分のやりたいこと、
全てを実現して形にするその仕事が楽しくて楽しくて。
もしかすると天職だったのかもしれません。

そんな天職をなぜ離れようと思ったか?

イベント、特にわたしが多く担当していた展示会とは。

壊してしまえば一旦終わりです。

もったいなくも、切なくも、どこか気持ちよくもある撤収を終えてしまえば、次の現場のことを考え始めます。

企画から納品まで、お客さんに一番近いところにいたわたしにとって、
展示会の企画から納品の、その前と後にも、
お客さんの中ではずっと繋がっている大きな流れがあり。

どうしてもそこには踏み入れられない歯がゆさがありました。

ひとつの製品そのものが企画され、開発され、マーケティングされ、発表され、販売され、改善され、さらに売れていく。

その一連の流れを見てみたい。
その一連の流れに携わってみたい。

そして、ものが売れるように仕掛けてみたい。

どうすべきか?

製品やサービスを提供しているところなら、
その最初からを見られるはず。

そうして転職しました。

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現在

長過ぎるので端折りますが、
紆余曲折を経て、今はメーカーにいます。

マーケティングコミュニケーションとして、
プロモーションを担うポジションです。
今後はPRもやるかもしれません。

自社の製品を魅力的にみせるには?
営業やお客さんに対峙する人々が売りやすい環境をつくるには?
もしくはもっと売りたいと思える環境をつくるには?
そして会社を、ブランドを魅力的にみせるには?

外からサポートし、プロデュースする立場から、
中からサポートし、プロデュースする立場へ。

学ぶことばかりです。

たくさんのことを学びながら、
わたしに出来ることを惜しみなく使って、

会社を、製品を、
チームとそのメンバーをサポートし、
プロデュースしていきたい

というのが今のわたしの仕事に対する根幹のひとつです。

もしここまで読んでくださった方がいらっしゃいましたら…

長々とした文章を読んでいただき本当にありがとうございました。

コバヤシ ラン

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