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選択肢ってそれだけですか??


どうも、新参のわりに顔が知られまくっている、学生部会の毒舌アイドル(?)・歩くカイロ、「かば」こと下野(かばた)です。
どんなことでも書いて良いということなので、年始ごろから「大学生活や就職活動」について思っていることがありますので、ここで吐き出していきたいなーとゆるく考えていますので、どうぞお付き合いください。


先に言いますと、

「数ヶ月、1年間、インターン期間等を含むとさらに長い期間を、必死で頑張って就職活動をすることが、あたかも正義であり、大学生がすべきことのように世間一般には言われているけれど、それってただの選択肢の1つでしかないよね?」

です。

なぜそんなことを思い始めたかというと、大学の課題のためにとある文献を読んだことが起因しています。(文献の名前とかを忘れてしまった……)
まぁ、それを読む以前から、サークルやバイト先の先輩方、短大に行った同期たちが、皆等しく就職活動で苦しんでいることを目撃していて違和感を感じていましたが……
「なぜ、そんな思いをしてまで就職活動をするんだろう?」と。
そんな時にとある文献に出会い、自分の違和感は変ではないんだということを認識することができた+たまたま好きなことを書いて良い機会が発生したので、この記事を書こうと思い至りました。


「優良企業に就職する」ということが大学生のゴールのように思われている気がしなくもなく、そういう考え方に世の大学生を始め、その親や祖父母たちまでも染まってしまっているように感じ取れます。
大学生に求められていることって、本当にそういうことなんでしょうか?
必死に履歴書を書いて、必死に面接の練習をして、病み気味になり心身共に疲弊してもなお、優良企業に就職するために日々を費やす………
それってなんだか辛いし虚しくないですか??
「新卒」というカードを使えるのは一瞬だけですし、「せっかく勉強を頑張ってそこそこ名の知れている大学に入ったのだから良い企業に就職しないと……」となる気持ち、「お金持ちになる近道は優良企業に就職することで、それが自分含め家族が望むことなんだ」という気持ちはわかります。なんせ、私もそうでしたから。
でも、ある時ふと思ったのです。

「好きなことを好きなだけやって、社会的な責任を追求されることも特になく、同好の士と共に日々充実した生活を送る」
これって大学生のうちしかできなくない??と。
やりたいことをやったもん勝ちじゃないのか??と。
そこで培った経験とか出会いとかって社会に出ても役立つ、むしろそういう経験をしてきた人が求められる世の中になってきてるんじゃない??と。

「バイトに明け暮れて、稼いだお金で色々なところに行って色々な人と出会い、色々なことを学ぶ。」

「サークル活動に明け暮れ、メンバーたちと時に笑い時に怒り時に泣き。 その中で、人との接し方や諭し方、頑張り続けた先に見える特別な景色を知る」

「勉強に明け暮れ、研究をし、論文を発表し、賞賛される。海外の大学に行って別の視点からその分野を見ることにより幅が広がる。」

上記はほんの一部です。
千差万別、十人十色……
人の数だけ大学生活、キャンパスライフは存在するはずです。ということは、それと同じ数だけ進路やそこに向かう道筋があって良いはずです。
しかし、世の中の人々は、「広い世界を見ろ」「学外に出ろ」「色々な経験をすることが大切だ」と最初こそ言うものの、大学生活も折り返しに差し掛かると、「就活はしなくて良いのか」「遊んでばかり、サークルばかりで将来大丈夫か」「良い企業に入るためにはみんなより頑張らないといけないんだぞ」などと言い出します。そして、そういった声を受けて、世の大学生達は就活就活就活………という沼に囚われていってしまいます。

最初にも言った通り、「必死の就活、それに付随する準備(インターンなど)」はあくまで生活の選択肢の一つでしかありません。世の中にはさまざまな「もの」や「こと」が溢れています。
それを心置きなく、誰に咎められることなくつまみ食いしていけるのは、大学生のうちだけです。
そのことを頭に入れて、大学生活を送る、もしくは子供達に送らせてみてください。
必ず今まで見えなかった景色が見えたり、素晴らしい経験、様々な出会いが生まれるはずですから。




最後に、
この拙い記事を最後まで読んでくださった方々、ありがとうございました。
これはあくまでわたし個人の意見であり、学生部会の考えではありません。そこだけご留意いただければと思いますので、よろしくお願い致します。

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