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rakugo1000 (79) : 春風亭昇也「小痴のす」

概要
今日は柳亭小痴楽の披露目の日。披露目に際して、小痴楽が出てきたら掛け声を掛けようと思ってた男が、友達から「それ、小痴楽に相談したのか?」と言われる。
「相談してないよ」と言ったところ、「それはやばいだろ」と言い出し、やばい理由を話すためにあがりこんでお酒を飲み始めるのだが。
一体、掛け声をかけると、小痴楽はどうなってしまうのか・・・?
古典落語「馬のす」の改作で、披露目の日ならでは、この日しかかけられない一席。

今日聴いた噺
19/09/29 黒門亭二部
林家きよひこ 新聞記事
柳家吉緑 へっつい幽霊
春風亭正朝 風呂敷
林家うん平 大安売り
林家彦いち つばさ

19/09/29 末広亭九月下席夜の部
山上兄弟
三笑亭夢丸 お血脈
三遊亭遊喜 熊の皮
マグナム小林
三遊亭圓橘 音曲風呂
桂文治 源平盛衰記
江戸家まねき猫
神田松鯉 河内山宗俊卵のゆすり
瀧川鯉昇 粗忽の釘
真打披露口上
春風亭昇也 小痴のす
三遊亭遊雀 看板の一

プチメモ
昼に、黒門亭二部にいってからの、小痴楽さんの末広亭披露興行9日目。
黒門亭は、ひとりひとりをたっぷり聴けるのがいいし、お客さんの人数もほどよくクローズドな会な感じがして割と気に入ってる。(彦いちさんいわく、落語好きの行き着く先、的に言ってらしたけどw そのとおりだと思うw)うん平さんを聴く機会も、ほとんどないし、なんだか新鮮な気分でした。
そして9日目もやはり日曜だけあって、末広亭は混んでて。しかもいつものお客さんぽくない、落語初心者っぽい若い人が多かった。
文治さんが口上に出てたのが、なんだかウルっとしてしまって。きっと小痴楽さんも文治さんもいろんなことを思い出したんだろうなぁ、って勝手な妄想w
その後に、昇也さんが「今日しかやれない噺をします」ってやったのが、表題の噺。愛しか感じないよ。成金の番頭は本当にいい子だなぁ、って。
遊雀さんも、昨日よりは少し長めに時間とって「看板の一」。

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