概要
いまの世の中と同じく、疫病が広がってしまい、寄席にお客さんを入れることが中止になってしまった世界。とはいえ、文化を守るため、ということで、寄席興行は「無観客」状態で行われることになった。
はじめは、「なんだかしっくりこないけどなぁ」程度の違和感だったものの、無観客の時期が長引くにつれ、ひとりふたりと辞めていく噺家が増えていく。立前座については、国も保護に必死で、とんでもないオプションを与えるようになり…。

今日聴いた噺
20/02/18 渋谷らくご ふたりらくご
立川談吉 およそ3
立川談吉 シロサイ
立川笑二 お直し

20/02/18 渋谷らくご しゃべっちゃいなよ
三遊亭青森 飼っちゃダメ？
春風亭昇羊 笠森お仙
立川談洲 やおよろず
笑福亭羽光 幻の落語
林家彦いち 無観客寄席

プチメモ
シブラクの18時からの会、そして、20時からの今年初の「しゃべっちゃいなよ」に参戦！
18時からは、昨年のシブラク「面白い二つ目大賞」の立川笑二さんと、「しゃべっちゃいなよ」優勝者、立川談吉さんの会でした。お二人とも本当に上手く楽しい。立川流の若手は本当にアグレッシブだし凄いや。「お直し」初めて聴いたけどとんでもない噺。

そして今日の本命、「しゃべっちゃいなよ」。最近新作にハマっているリアとこの会常連のべんさんと3人で。
青森さんは、とにかく連続フレーズが耳に残り、昇羊さんは、彼の持つちょっと怖さが全開で最後に向かっていく怖さに震えました。そして今回シブラク自体にも初登場の談洲さん。いやぁ、さすが談笑さんとこのお弟子さんだわ。練込み具合が半端じゃない。このひと、吉笑さんバリにいくかもねー。そして羽光さんは、本人が唯一の活路といったメタ路線で絶好調！
オーラス、彦いち師の噺のタイムリーさにぐっときたよ…😭 ちょうど「無観客落語」的なことを真剣に考えていたときだけに。