見出し画像

お疲れの皆さんへ。とりあえず寝ろ!

私は、毎日慢性的に睡眠不足で日中ゾンビです。

「おはよう!たくさん寝てスッキリ!今日も1日頑張ろう!」

という、まるでおじゃる丸の本田先生のようなテンションで迎える朝は子供の頃以来、記憶にない。

もし私がベゾスぐらいの大金持ちなら、「私を7時間熟睡させてくれたら10億あげますキャンペーン」とかやりたいぐらいぐっすり寝てみたい。

日本人の睡眠時間は先進国でも最低レベルだそう。

私は、入眠困難、中途覚醒、早期覚醒の3つが当てはまる。

加齢が原因ということを差し引いてもあまりにもつらい。こんな状態がもう10年ぐらい続いている。なので同級生の友達にくらべると格段にやつれている。

キッカケはあった。
長女がいじめにあい、不登校になる。
次女の受験と入院。
実父の長い闘病生活(夜中に危篤状態がなんどもあったりして病院から呼び出される)。
極め付けは、夫がアルコール依存症とうつ病を発症。
実父の死去。
そして自分自身の手術、入院。

これでもかというくらい次々と災難が降りかかってきた。

その頃からストレスや不安、心配や疲労で自律神経がおかしくなり、血尿や帯状疱疹がたびたび出たりして、眠ることができなくなってしまった。

そして、今だにちゃんと眠るということを忘れてしまってる状態だ。

睡眠といえば、筑波大学の柳沢正史先生。

脳内にある覚醒物質であるオレキシンを発見されたすごい方です。

そのおかげでオレキシン受容体拮抗薬と呼ばれるベルソムラデエビゴという薬ができました。これらは覚醒物質の働きを低下させて眠りへ誘導するという薬です。

不眠の民にとっては神様的存在です。

今までベンゾ系の眠剤も使ってきたけど、やはりベンゾ系は依存性が強いので今はこのデエビゴにお世話になっています。

睡眠不足がどれほど怖いものか、詳しくはこの動画を見てください。

これを見て、自分が日中廃人であるのがすごくよくわかる。睡眠不足が続くと酩酊状態と変わらないそうです。私のすべての不調はストレスや不安が引き起こす睡眠不足からはじまっているんだなと再確認しました。

睡眠剤飲めば寝れるんでしょ?と思われるかもしれないけど、どの薬をどのタイミングでどれくらいの量を飲むのがいいかを時間をかけて調整するので、のんで終わり!というわけではないのです。

足りなかったら寝れないし、多かったりタイミングを逃すと、翌日に持ち越して廃人になったりします。薬との相性もあります。

「眠れる」ということがどれだけ幸せなことか、今だにうまく眠れない私は痛感している。嫌なことがあっても、ひと晩寝れば忘れるという人も多い。眠れない私からすると、魔法使いかなんかですか?という感じだ。

不眠の原因は人それぞれだと思うけど、社会の構造や環境、経済的なことなどがキッカケで不調をきたしてしまうことが多いのではないかなと思います。

世の中の人は疲れ切ってイライラしてる人が多いです(私を含め)。

柳沢先生もおっしゃっているとおり、睡眠不足は病気です。いっそ国の指定難病にしてしまうのはどうでしょうか。日本の睡眠不足を解決するために社会の構造や思想をリプレイスしてほしいです。そうすれば、キレる年寄り、煽り運転、つきとばし、カスハラ、無気力な人、いろなんな人が救われるかもしれない上に、国民の生産性も上がっておだやかな人が増えそうな気がします。

柳沢先生は他の動画で、良い睡眠をとるためにはどうすればよいかということも教えてくださってます。

不眠の民の皆さん。
スマホを置いてベッドに入ろう!
睡眠ファーストでとりあえず寝よう!


#柳沢正史
#睡眠不足
#ベルソムラ
#デエビゴ
#睡眠ファースト
#オレキシン







この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?