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無名の人間がトップレベルで結果を出すために

僕は小学校3年生から大学4年生まで野球を続けてきましたが、高校までは全国レベルのチームに所属したことがなく、選抜チームに選ばれた経験もありませんでした。

それでも大学で全国でも名門と言われる野球部に入部し、4年時には主将、ベストナイン、全国大会首位打者、代表に選ばれることができました。無名の僕がどうやって結果を出すことができたのか、その理由について記載していきます。

トップレベルを体感する重要性

まず、下級生の頃にトップレベルを体感できたことが大きな要因でした。レギュラーとして結果を出したいと思っても、どんな練習をすればよいか、何を大切にしたらよいかがわからないと、前に進むことはできません。僕は1年生の夏に、練習人数の兼ね合いでAチームの練習に参加させてもらいました。当時のスター選手たちと一緒に練習し、彼らの凄さを肌で感じることができました。また、2年秋のリーグ戦初出場で柳投手との対戦は衝撃的で、手も足も出ない経験をしました。

これらの経験が僕の取り組みの基準を変えてくれました。今レギュラーでなくても、トップチームの練習の雰囲気やコミュニケーションを積極的に関わって感じることは可能です。それを掴むことが大切だと思います。

自分の強みを活かす

僕の特徴は脚力があり、脚力のある選手の中でもパワーがあることでした。自分の特性を活かしたプレーを心がけながら、チームを勝たせるためにはどんなプレーが求められているかを選択できれば、より価値があると思います。

自分の強みを活かした準備をしておくこと、そして貢献できるポイントを複数持てるようにすると、チャンスが巡ってくると信じています。

練習の質にこだわる

どのチームも練習内容に大きな違いはないように思いますが、違うのは意識と質です。トップレベルで活躍する人たちは、その基準で練習をしているため、必然的に上手くなっていきます。

成長期以降は、この意識と質で差が生まれます。毎日の練習にどこまで質を求めるかが重要です。質とは、どれだけ試合をイメージしているか、どれだけの結果を自分の中で良しとするかといった点です。

無名の僕が結果を出すことができたのは、これらのポイントに集中し、努力を積み重ねたからです。結果を出すためには、自分の強みを理解し、トップレベルの環境で何が求められているかを把握し、毎日の練習に質を求めることが不可欠です。

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