痛み(精神的な痛みを含む)に関すること。

1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養365

という本を知ってますか?
昨年から、本屋に行くと結構この本を見かける機会が多かったので気になっていました。

ただ、2600円くらいするので「いや~買いたいけど、2600円だったら心理学系の本買いたいな」って思ってたので手をつけずにいました。

しかし、

Amazonプライムに入会していると、Kindleで無料で全部読めることを発見し、早速ダウンロード。

この本のスタイル

歴史、音楽、文学などなど、教科は7種類あり、1日1教科ずつ学んでいく。

1日目は歴史 2日目は文学、‥‥7日目はなんたら、8日目は歴史 みたいな感じで7つの教科を繰り返しながら知を積み上げていくスタイルになっています。

タイトル通り、1日1ページしか読まなくていいのでとても楽。そして、文章も驚くほど簡潔に分かりやすく書かれているのでめちゃめちゃ読みやすい。

私の読み方のスタイル

ぶっちゃけた話、別にこれ読まなくてもいいやってページがあるので、面白そうだと感じたページだけ読むというスタイルにしております。心理学に興味があるので、どちらかといえば、哲学、宗教、たまに科学の部分を重点に読んでいます。

特に印象的だった内容

科学の部分で、痛みに関する知覚、つまり我々はどうやって痛みを知覚しているのかについて書かれたページが印象的でした。

痛みを感じたときには、脳の前帯状皮質という部分が反応するらしいのですが、ケガなど身体的な痛みを感じるときも、精神的な痛みを感じるときもこの部分が同じように反応するらしい。

つまり、身体的な痛みも精神的な痛みも私たちの脳は、同じようなものとして感じるということ。

びっくりですね。

例えば、恋愛で傷ついたとき、「体が引き裂かれるような痛み」と表現することがあります(ありますかね?笑、ありますよね?笑)。

過大な表現だと思っていましたが、この知識を踏まえるとめちゃめちゃ適切な表現だと思いませんか?

まとめ

外傷で痛みを伴う場合は、即座に病院に行き治療しますが、なぜか精神的な痛みは治療しようとせず、我々は耐えようとすることがあります。

しかしながら現実的に耐えざる終えない状況もあるでしょう。

そういうときに私たちはどのようにすればいいのでしょうか?

たくさん考えていきたいものです。note界隈のみなさんはどんな治療してますか?

参考

デイビット・S・キダーら(2018) 1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養365 文響社

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