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さんどいち

ちみすけは、磁石でくっつくパネルのおもちゃがすきでなにやらいろいろ作っているのだが、
最近はよく三角形を組み合わせてサンドイッチを作ってくれる。

「ままーっ!さんどいちです!どうぞー!」

小さい「っ」がうまく言えなくて「さんどいち」になっているのを毎度微笑ましく聞いている。
いつかちゃんと発音できるようになるだろうことが、嬉しいような、さみしいような、、、、

最近は、大きなパネルで電子レンジを作り、
「いま あっためてまーす!」
とかなんとか言っている。
ホットサンドなんてうちでは出したことないのに、そんなオシャレなものを食べているお友達でもいるのかしら。
(電子レンジに憧れ?があるらしく、
私が調理に使っているのを見つけると、「あ!それままの!ちみちゃんもおなじのもってまーす!」と言ってそさくさと磁石パネルで電子レンジを作りにいく。)

しかし考えてみれば、小麦が食べられないちみすけは、ホットサンドはおろかサンドイッチさえ食べたことがない。
そこで、せっかくこんなにサンドイッチにハマっているのだから、と米粉パンでサンドイッチを作ってあげることにした。
いつも食べている米粉パン(ちみの大好物)を薄く切り(すでに切れているうえにモチモチなのでけっこう難しい)、ツナと卵不使用のマヨネーズでツナサンドにした。

例によって「ままー!さんどいちですよー、」と声がかかったので
「ありがと〜!むしゃむしゃおいしーい!今日はねぇ、ママもサンドイッチ作ってみたよ、食べてみる?」と誘ってみた。

ちみ「たべてみる」
母「はいどうぞ〜」
ちみ「(サンドイッチを見つめて)これはなに?」
母「これがサンドイッチだよ」
ちみ「(パンをめくる)…」
ちみ「(ツナを指差して)これ、とる。」
母「えっ、こうやって中にはさんであるのをサンドイッチっていうんだよ」
ちみ「とる。とる。」
母「…わかったよ、、(ツナを削ぎ落とす)」
ちみ「(ニコニコ食べる)おいしーね!これはなにーっ?」
母「それはもはやただのパンだよ。」
ちみ「ただのぱん!」

ということで、ツナが削ぎ落とされたただのパンのみご機嫌で完食したのだった。
ちみはこの「ただのパン」というフレーズがなぜか気に入り、その後爆笑しながら何度もくりかえしていた。

そんなちみすけのごはん
・豚と野菜のとろとろ煮
・なすと豆腐の味噌汁
・ごはん
・みかん

とろとろの味付けが気に入ったのか、お肉とごはんは喜んで食べました。ニンジンとコーンも調子よく食べ、白菜は本人は無視でしたが、葉っぱの部分をさりげなくお肉に混入させ若干ながら食べさせることに成功!
葉っぱを混ぜても気づかれなかったのは久しぶり。
お味噌汁は、ナスと豆腐というちみ的にはすきなものだったのですが全く食べませんでした。
みかんは大好き。


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