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彼はそれをフレイバーと呼ぶ


3月22日(金)
今週の日曜日にアフリカ周遊の出張から1か月強ぶりにドイツへ
なんか・・・暖かくなってないか?
そして・・・明るくなっていないか?
こんなにうれしいことは、ありません。
アフリカの灼熱の35℃もいいですが、
”Spring has come!"も魅力的です。
今日は食について感じたことを

来るたびに・・・・

私は年間約7-8回アフリカの諸国を周ります。
全て出張です。
そして来るたびに対峙するものがあります。
「魚食うときはティラピア一択!」
となる場面が多かったんですが
今回は違う魚も食べられました

ティラピアちゃん=Bream やら Chambo

日本では、たまたまティラピア属が移殖
その後繁殖したので「ティラピア」と呼びますが
正確には「シグリット(Cichlid)」の仲間の中で
アフリカにルーツを持つものの総称で、
スーパーやレストランでは
「Bream(Zambia)」「Chambo(Malawi)」と呼ばれているのを
目にします。
私が思うにほぼ近しい種類の魚・・・

マニアックな方からすればやや内容にずれがありますが
イメージとしてとらえてください
私も水産学部出身なので細かく書きたいのですが
それ書き出すと長すぎます

お目にかかるシリーズ_ブリーム in ザンビア

「Bream」とストレートに検索すると
大抵クロダイやらコロダイみたいなお魚が検索で出てきます
いわゆる日本人がなんにでも”タイ”をつけたがるようなもん
と私は理解しています。総称ですね。
スポーツフィッシング(釣り)のターゲットとしても人気で
よく同僚からは
「見ろ!この立派なブリームを!」と釣果自慢されます

おちょぼ口なんでルアーでやると難しいんですよね
日本ではよくシケイダーを使って虫パターンで釣ってたなー

お目にかかるシリーズ_チャンボ in マラウィ

個人的にはマラウィの方が魚とと対峙することが多いです。
マラウィに来ると同僚も途端に魚を注文する場面を多く見ます。
止水となるマラウィ湖などが近くにあり養殖が盛んなんでしょうか?
まぁ見た目はティラピアですわ

マラウイのガススタで

いたるところに養殖してまっせの写真があります

お目にかかるシリーズ_バターフィッシュ in マラウィ

以前怪魚ハンターの人とかが釣ってるのを見たことがあったが
形はアオチビキみたいです!

いわゆる英語ネイティブ圏でいう”バターフィッシュ”とは違います
マナガツオみたいなやつではなく”シグリットの仲間”です

お目にかかるシリーズ_カンパンゴ in マラウィ

いわゆるナマズ
マラウィ湖原産の固有種のナマズですね。
普通に食えます。ただ上司からは
「時々HITするからきをつけろよ」といわれました
マラウィの国営ホテルでは、
キムチ和えで食べさせてくれます
ただの唐辛子ペースト和えですが
なかなか美味らしいです

個人的にはマラウィ湖には
ボア?ボモ?ティボ?なる巨大ナマズがいるらしく
それを食ってみたい・・・。

お目にかかるシリーズ_カペンタ in マラウィ

煮干しのような形で売っている小魚
煮干し魚

市場で山積みになっています。ニオイでわかります。
夏の日の陸上がりした後のコマセのにおいがします笑

で肝心のお味は・・・・?ティラピア

フィレで素揚げや1匹素揚げは、おいしい!
のに・・・いわゆるホールで煮魚は。。。。
私には合いませんでしたw
でも同僚は
「うまいから食べろ!特にこの腹の部分はフレーバーが効いてて絶品だぜ」
と渡すもんだから
食べましたが・・・・・・吹きそうになりました
正直無理wwww

まんまやん

というのも下処理があまあまで内臓残ってるし
血も落としてないし
デオスミン臭がひどいんですよ(降雨のあとの地面のにおい)
頼むから高温で調理して、熱々のうちに食わせて笑
でもお魚としては調理方法を合わせればおいしい魚です

で肝心のお味は・・・・?バターフィッシュ

これはうましです!
私は一匹素揚げ(やや干した状態のモノ)で食べました!
日本であっても頼むかもしれないくらいうましです。
脂の乗りは、さすがバターの名を持っているだけあります。
大根おろしと醤油が欲しくなる味です!
マラウィは米もおいしいのでサイコーのコンビネーションです!

水辺が近くないとあまり手に入らないお魚のようですが
チャンスがあれば食べてみてください。
あの魚は日本スタイルの煮つけでもうまいと思う

で肝心のお味は・・・・?カペンタ

会社の食堂で食べたことがありますが
普通にうまいっすよ
トマト味でしたが笑
写真撮り忘れました

今度煮干しの状態で食べてみたいと思います

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