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台湾一周親子自転車旅〈後編11〉7日目 蘇澳〜福隆

このnote記事は2023年8月に1週間かけて小学5年生と2年生の息子、高校生の姪っ子と自転車で台湾半周(後編)をした旅の記録です。

6日目はこちら。


7日目 2023年8月9日

もうだいぶ北に上がってきた。もうすぐ台北。この旅も残すところあと2日。

昨日の電車移動日を挟み、体力も幾分か回復した気がする。まだ腿は筋肉痛だけども。今日は蘇澳から福隆までの60km弱、坂もあまりない。明日の最終日に向けていい距離だ。

■7日目コース
台2線→ 宜蘭北濱濱海自行車道→台2線→福隆舊草嶺隧道→台2線

7日目コース


朝10時に宿を出発。もうすでに暑い。1時間に一回、休憩を取ることにする。
今日も快調なスタート、1時間で18kmぐらい走る。ここで一度、冷たい水を求めてコンビニ休憩。

再出発してほどなく長男の「わー、事件がー」という声。どうした?!と後ろを振り返ると、鳥のフンが落ちてきてズボンについたって。
「なんだ、大したことじゃなくてよかった…」と心の中で一安心して、「ラッキーじゃん!」と声をかける。ついてる、ついてる。

その後、走っていた道路の近くに宜蘭北濱濱海自行車道という海沿いのサイクリングロードがあるのを発見。
行ってみたところ、このサイクリングロードがよかった!信号のない道。太平洋を横目に3人で競争するかのように風を切って走る。走る。

宜蘭北濱濱海自行車道


今日、メインで走った道路は台2線という海沿いの道路。台2線はほとんどの区間で自転車レーンがあったり、分離帯で自転車レーンが仕切られていて、安全に走ることができた(ただし、一部道路が狭いところもあり)。


12時過ぎにコンビニでランチを取り、ビーチで有名な外澳沙灘を通過。途中で姪っ子が先頭を走る。なかなか速いんだよな。脚力がある。

そんなこんなで13時半には今日の目的地の直前にある福隆舊草嶺隧道というトンネルに到着した。ここは車は通らないので、子供たちに「自由に走ってオッケー👌」と伝え、3人が思い思いのスピードで走った。全長2kmある徒歩・自転車専用トンネルの中は涼しくて快適だった。身体をクールダウンできた。

福隆舊草嶺隧道入り口前にある休憩所
福隆舊草嶺隧道(南口)


トンネルを出ると福隆駅までサイクリングロードが続く。車が通らないため、長男と自転車を並べて話ながら走る。両手離し運転をしてふざけている。長男にとってこの自転車旅はなかなかハードだったと思うが、たまに楽しんでいる姿が見えて安心する。

トンネルを出て福隆駅までのサイクリングロード

14時前に宿に到着。
いよいよ明日は最終日。
西海岸から台北への峠越えが待っている。

■7日目走行距離
58km

■7日目獲得標高
209m

■7日目宿泊場所
福容大飯店福隆

福隆にあるリゾートホテル。前編同様、最終ホテルはちょっとリッチなところを選んだ。自転車は入り口入ってすぐ、ロビーの窓側に置かせてもらった。子供たちはホテル内のゲーム施設にテンションが上がっていた。ホテル内に温泉とサウナがあり、身体をゆっくり休めることができた。

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