見出し画像

ポッドキャスト、に思うこと

TBSラジオが100のポッドキャストを始める、始めた?らしい…うーん。そんなに大々的にやったら、ポッドキャストならではの魅力が激減するのではと懸念する。
止められない世の流れだろうし、ずーっと昔のラジオ番組が聴けるのは有難いけれど。ポッドキャストとは、上手に付き合っていくしかないんだろうな。
先週のラジオ「武田砂鉄のプレ金ナイト」で、黒沢かずこさんが砂鉄さんと話していたこと、核心ついていましたね。本流のラジオの方でやれない部分を上手にポッドキャストに回していくんじゃないでしょうか…と、オブラートに包んだ発言されていたけれども、頷いた人多かったと思う。
TBSは伊集院光さんの番組がなくなったり、宇多丸さん、武田砂鉄さんの番組枠も縮小されたり…やはり、政治に対し率直な発言しがちな人が冷遇されがちに感じてしまう。伊集院光さんは、ニッポン放送「伊集院光のタネ」が始まったけど、やはり、30分番組じゃ物足りない。
TBSはもちろん、他の放送局も、ポッドキャストへ本気で進出しないでほしいな、って願ってしまいます。大手放送局がポッドキャストに睨みを効かせるようになると、ポッドキャストのリラックスした緩い感じがなくなりそうなのは…やはり嫌。
それに、「安住紳一郎の日曜天国」でも、冗談交じり?で言及されていたけど、放送局社員の労働がものすごく増えてくるのは間違いわけで。気の毒。最近は、多くのラジオ番組でYoutube動画が同時配信していて、これもやめた方がいいのにって感じる。 “見えない”“見られない”よさが、DJにもリスナーにもあって、それが「ラジオの魅力」だったのだし。
溢れる情報をどう自分流にチョイスしていくか、時代は、新たな局面に入ってきた。電車の中で、本読んでいる人少し増えた気がするのは、その表れのようにも感じる。自分にどれだけ情報が定着するか、という“重さ”“濃さ”では、やはり本に圧倒的に軍配があり、スマホやパソコンからの情報だけでは物足りないから。
ラジオやポッドキャストのよさは、映像のような集中力を必要とせず気軽なことと、人の声にとても癒されるということ。それも、単独ではなく、複数で会話しているのが、断然いい。
ポッドキャスト聴き始めてからまだ数年だけど、もはや生活に欠かせないツール。絶えず番組更新を気にしてて、聴きたい番組は増える一方。きりがなく、どこかで追いかけるのをあきらめる潔さ、いい加減さが欠かせない、と感じています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?