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「アオイホノオ」また観たくなりました

YouTube検索してたら、岡田斗司夫さんのチャンネルが目に付き、そういえばと以前大好きで毎週観てたTVドラマ「アオイホノオ」思い出しました。
夜中にやっていた漫画原作の実写化ドラマ。面白かった~。私にとって、TVドラマベスト3には入るね。また観たくなってうずうず!
“オタク”の言葉が侮蔑的意味を含んでいたあの時代…って、まだオタクって言葉もなかった。“ネアカ”“ネクラ”って言葉は広まりつつあったかなあ…いい年してアニメや特撮に夢中なのは“ネクラ”の象徴でした。
そんなあの頃のお話。“自分はこれが大好き!好きなことに邁進するのって最高!仲間がいれば余計に!”って情熱がほとばしっていて、まさに元祖オタクの青春。彼らの成功が、その後生まれたオタクの言葉の意味を大きく変えていきました。オタク上等!
ドラマは、遊び心満載で、作り手も役者も楽しかったろうな~。岡田斗司夫氏が手塚治虫役で出演してたりしてた。庵野ヒデアキ、岡田トシオなど、モデルの人物名はカタカナになっていて…あくまでこれはノンフィクションだから、という断りだろうけど、視聴者の多くは、エヴァンゲリオン生みの親・庵野監督の学生時代のドキュメンタリー的お話…という目線だったかと。庵野役の安田顕さん、はまり役でした。
山田五郎さんのチャンネルで、画家の成功は仲間にお金持ちがいること大事とお話されていますが、岡田トシオさん(濱田岳さんの怪演が光る)がその役回りなんだな。
原作者の島本和彦氏、このドラマで初めて知りました。明るく楽しいキャラの島本さん、メディアにもよくコメンテーターとしても出演するようになり、私も大好きになってしまった。映画「シン・ゴジラ」のイベントで庵野監督と登壇したり、コミケで二次創作本販売したりしていたはず。
いい大人の年齢になっても…漫画、アニメ、特撮の世界大好きでいいんだってことを見せてくれる人たち。
原作者を反映していた「焔モユル」。漫画を描きたいという気持ちはいっぱいなのに、しょっちゅう挫折してしまう。その描写は今もクリエーター志望の若者にささるはず。って今の若い人は情報も多いし、もう少し上手くやっているかな。
焔モユル役の柳楽優弥さんすごく良かった!濃いキャラでコミカルで。ヒロミ役の黒島結菜さんもかわいらしさ爆発でした! なんでモユルがヒロミを選ばないのか不思議。憧れのとんこさんより絶対合うはずなのに。それも含めて、青春ドラマなのでしょう。
あー、書ききれない。まだ観てない人は、ぜひ観てほしいです。

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