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リラックスして話せる、は友だちの最低限

テレビドラマ「初恋の悪魔」の台詞で、あーほんとにそうだ、普段忘れがちだーと思ったこと。それは、「仲良くできる人がいるってすごいこと」。
恋愛じゃなくても、恋愛と同じく片思いってたくさんある。個人ごとに見れば、たぶん恋愛よりたーくさん。
自分はもーっと仲良くしたいのに、相手はそうでもないのは、いつも悲しい。でも、あきらめなきゃ。残念だけど仕方ない。お互い様のこと。だって、片思いされて困ることもままあるから。
片思いの中でも、ほんとに私のことが好きで仲良くしたいんだなってときは、申し訳ない気持ちになるけれど、近づいてくる人にもやもやするときもある。それは、私と仲良くすることにメリットがあるから近づいてきてるんだな、って場合。
以前、職場の年下同僚がぐいくい仲を詰めてきて、躊躇したことがあった。その子の親しい友人が産休になっため、代わりに私に白羽の矢をあてたのだ。それまでは、私のことはまったく眼中に入れていなかったのに。その失礼さ、私にばれてないと思っていたよう。今思い出しても不愉快だけど、まあよくあることだよねとも思う。
友人関係は、気持ちよく一緒にいられる相手とだけ、結んでいきたい。
家族親族仕事絡み等の人間関係は、自分の意向では動かせないものがある。でも、「友だち」は、自分にとって心地よい相手を選び、関係を深めていけるもの。自分の意志で。そこには、嘘偽りのない両想い関係だけを中心に置きたい。
間違いなくあの人は友だち、と確信が持てるのは、何のお得もなくても、ただ、一緒にいたいと互いに思える人。楽に息ができて、素直に心情を吐露できる相手。
とはいえ、油断は禁物です。両思いと信じこんでいた相手に、突然距離を置かれることもあるから。辛いけど、仕方がない。無理しない。理由を追求しない。
私にはいろんなダメなとこある。が、それを人には、もう、批判されたくない。十分わかっているから。それが私だから。ダメな私も大目に見てくれる人、が、友だち。
昔、仲良くしていた愚痴っぽい友人に、愚痴はもうやめてとお願いしたことがある。それ以後は、私と会うと愚痴は言わなくなった。が、本人がすごく愚痴を我慢し、相当無理しているのが伝わってきた。そして、悟ったのです。愚痴っぽいのが彼女の人格そのもの。「またー愚痴言ってるよー」と苦笑いしながらも受け入れてあげなきゃいけない、友だちなら。結局私たちは長続きしなかったけれど…。
誰でも、リラックスできる関係性を大事にして生きていかなきゃ、です。

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