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終わりの実感

そこに今まであった物がなくなると、終わったんだんなぁと感じる。
引っ越しで部屋を引き払ったときや、卒業で教室を去る時なんかそうじゃないかなと思ってる。卒業はちょっと違うかも笑

今日、先月中旬まで取り組んでいたプロジェクトの後片付けをした。というのも、お借りしていた場所の片付けだけど。先月の中旬で終えてるのに何で今頃?って思う方もいると思うけど、自分の引越し等でバタバタしてて時間が取れなかったのが主な理由かな。

プロジェクトについて簡単に説明すると、過疎化が進む集落への訪問のキッカケを作るために実際に泊まりに来てもらって、集落の暮らしを体験してもらおう!というもの。詳細はリンク先に色々と書いてるから是非。

プロジェクトそのものは今後も続ける予定にはなってるのもあってか、終わってもその“終わった”という実感があまり無かった。読書なら最後のページを読み終えたら終わり。食事ならお皿の上の物がなくなったら終わり。飲料水も中身が空になったら終わり。ペンもインクが無くなったら終わり。体育祭や大会も閉会式が終われば終わり。1日も時計の針が24時をさせば終わり。

どんなことも終わりを実感できるのに、今回はそれがなかった。
今後も続くからなのか、打ち上げがなかったからなのか。何が理由がよく分からなかったし、あまり深く考えなかった。

でも、今日後片付けを初めてそれが終わるに近ずれてだんだんと“あぁ、終わるんだなぁ”って。それまで、ほぼ毎日のように通い続けた場所だったのに片付けることで、そこにあったものが無くなってそれに伴って行かなくなるって考えると若干寂しいような、でも、終わったんだって区切りがつくような。けど、その終わるんだって思いもハッキリとしたものではなくて、フワッとしたようなものなのも確かで。

フワッとしてるけど実感できたことが嬉しいような嬉しくないような。


とりあえず、来年も続くから始まりでもあるのかな?


#日記 #エッセイ #写真


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