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人が繫がる#キタクマ物語

熊本県は #キタクマ (県北部)の人に魅せられて

 会社を辞めた。
31年10ヶ月勤めていたが、このままでは追いつかないと思ったから。
自分の住む #キタクマ   の人々が気になったからだ。もっと世界の人に知ってほしい。里山の美しく生きる人々を、暮らしを息遣いを。そう思ったら、職場で提案していても追い付かない、自分で発信しなければ。
 勤めていたのはTV局の制作会社だった。窓口は開いていても、小さなことまではなかなか通らない世の中。

 そんな時、世界へ発信できるSNSツールのFacebookやインスタグラムを知る。とりわけインスタグラムは、若い世代にも人気があり、世界にも繋がっていて利用者の急増が目まぐるしかった。これを使わない手はないと発信力を着けるために東京へ飛んだ。かれこれ4年ほど前の話だ。

「すべての女性は『発信』で人生を変えられる!」という中島侑子さん主宰の講座へ入門。「人生を変える」とまでは思ってなかったが、「女性が自分の力で自由になる」というところに強く共感、そして「発信力」をつけたかった。

4年前中島侑子さんと フォトジェニックな羽田空港での
講座の回は撮影会もあり魅力的でワクワク

 インスタグラマーの定義がフォロワー1万人からということで、4か月とにかく発信力をつけるために月1回東京で学んだ。そして 帰ってきては日々#キタクマ を発信し続ける。有名人でも何でもない一個人のアカウント、がんばらなければフォローなんてしてもらえない。人に何と言われようと、とにかく力のあるアカウントにしたかった。 #キタクマ を世界に知らせるために。

「何になるのだ」とよく言われた。でも平気だった。 人口減少の進む世の中、都市への一極集中に一石を投じる思いもあった。インターネットで世界の裏側までつながる時代、地方にいてもいいのではないか?地方で豊かに暮らしていけていいはずだ。#キタクマ の里山をとにかく知ってもらいたいと思っていた。

 インスタグラムの #検索で上位に挙がって来るようになると、何となく見てもらえているのかなと嬉しかった。ママ友たちにも「インスタグラマーさんだからね❤」っていろいろ情報を教えてもらえるようになった。とっても有難かった。そしてじわじわとフォロワーさんが増えてきて、とうとう1万人の方々にフォローしてもらえる。

よし!アカウントを活かそう!と思った。

 私は、社会で面白いのは「人」だと思っている。社会を創っているのは「人」だし、「人」によって世の中どうにでもなる。その「人」たちにスポットを当てたい。

このマガジンでは、『#キタクマ 物語』として、人とその人にまつわるストーリーを許される範囲で綴っていきたい。
ありがとう
2023.9.9

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