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先生の美味しい展示会

豆花とうつわ展

 私が、金継ぎ教室でお世話になっている「Tourne」の星野先生が、豆花に合ううつわをと美豆花のmeiさんに言われたのがこの展示会の始り。 

この夏熊本県菊地市の美豆花で開かれた「豆花とうつわ」

かわいいレンゲ薄さが嬉しい

 星野先生は、私の金継ぎ日記にも出てくるように、お料理もプロ級の腕前で食べることも作ることもお好きとお聞きしている。だからかとても美味しいものに合ううつわを作られる。私が使いたくなる様な、ちょうどいい具合に手に馴染む様なうつわが多い。

meiさんとの「豆花とうつわ」の話が出たのは4年前だと聞いた。ちょうどコロナ禍が邪魔をして、のびのびになっていてやっとのことで開催に漕ぎ着けた美味しい展示会。大好きなお二人のコラボ。

 もう随分昔のことになるが、シンガポールへ行った時に駐在していた友人に「豆花」なるものを食べに連れて行ってもらった。その時の味が忘れられない。以来私は豆花好き。その時に「日本にも豆花屋さんがあったら良いのに」と私やろうかなと思うくらいに、強く思ったのだった。

数年後、近くでそれを実現している人がいて、いっぺんにmeiさんが好きになった。meiさんの豆花は台湾の豆花。この日は桃の豆花とお豆やパイナップルの乗っている3種盛り。 

奥には今回特別の台湾粽

 この企画で星野先生のうつわに入って来た豆花。じんわりと豆花の冷たさが、優しい触り心地のうつわに伝わってより涼しく感じた。

今更ながらにうつわって大事だなと思う。
お昼はそうめんにして、自作のお皿とお揃いの蕎麦ジョコ。これまた「そばととうげい」というお蕎麦屋さんのコラボ企画で制作した三池焼。

大好きなうつわたち

今回入手した星野先生のお皿と並べてみた。とても優雅なランチタイムとなった。

あ〜幸せだなぁ。
食とうつわと人のコラボレーション。私は食することで仲間に入れてもらった(笑)。それぞれが高め合う素晴らしさを感じた美味しい展示会だった。


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