灰城 桂

短歌を作ります。twitter(Xとは意地でも言わない)はこちら→@kei_haish…

灰城 桂

短歌を作ります。twitter(Xとは意地でも言わない)はこちら→@kei_haishiro

最近の記事

短歌170

味気ない パンに祈りを 捧げつつ 鼻が利かねば 同じと思う 連続投稿100日です!

    • 短歌169

      しくしくと 疼く歯庇い 頬杖を つけばあの人の 写真に似て 何とか体調は回復してきました…。

      • 短歌168

        傷ついて 地面に落ちた 蒼い蛾と 同じ色した スカーフを巻く 連続投稿100日で一旦お休みしようかな…。

        • 短歌167

          細すぎる 君の手首を 掴んでも 「行かないで」とは 言えないままで 風邪というかコロナやってしまいまして、先週は短歌考えるどころじゃなかったです。

          短歌166

          夢でなら 森は美しく 燃えるのに どうして此処は 花も咲かない 東京スカパラダイスオーケストラの「美しく燃える森」という曲が大好きでして、歌詞の一部を「本歌取り」してみました。(全方位から怒られそう) スカパラの歌詞はバリトンサックス担当の谷中敦さんが書かれていますが、どの詞も本当に素晴らしくて、詩人として心から尊敬しています。

          短歌165

          私より 乙女心を 解ってる 仏頂面の 貴方の書く詩 仏頂面と打とうとして間違えて「佛跳牆」(中華の薬膳スープ)に変換されて焦りました。

          短歌164

          涼やかな 風に運ばれ 飛んでくる 雨粒あたる 緑の四月 もう五月ですけどね。

          短歌163

          切った髪の 分だけ嫌な 思い出を 捨てる 忘れられないとしても 先日、久しぶりに髪を染めました。

          短歌162

          足元の影 黒々と 夕闇の 路地のすき間を 鼠駆け抜け 風邪ひきました。

          短歌161

          春の日に 檻を抜けても 一人きり 出迎えも 待たせた者もなく 春シリーズです。

          短歌160

          狼の 声が聞こえた ような気が して振り返る 過去の自分が 世間はゴールデンウィークですね。私は普通に仕事ですが。

          短歌159

          ぼんやりと 湿った春の 昼過ぎに 鳴らすリズムは より単調に 春というかもう夏みたいなもんですな。

          短歌158

          きらきらと 囁くだけの 石ころは 役に立たない 美しい故に 時世柄「宝石の国」とリンクされそうな気もしますが、残念ながら関係ないです。(漫画も読んだことない)

          短歌157

          風強く 夕陽ぼやけた 曇り空 春の迷いを 断ち切る嘴 嘴って漢字、なんか痛そうな形してますよね。比みたいなところとか特に。

          短歌156

          片方の 目だけで泣いた その夜は もう片方の目で 夢を見る 出先で短歌を思いついた時にスマホのメモ帳に記録していますが、字数を指で数えるので「あの人何で数かぞえてるんだろう…」とか周りに思われてるかもしれないですね。

          短歌155

          「楽園はこっちにあるからついてこい」 そう言う貴方は 優しい狼 「楽園と狼」は本格的に短歌を作り始めた頃から使っているモチーフです。 いちおうモデルというか元ネタ的なのはあるんですが、それを抜きにしても印象の組み合わせとして面白いなと思っています。