おはようございます！
ゆるミニマリストのけいです！

今日は生憎の雨ですが、実は結婚記念日でして！

お出かけしてくる予定です！

まだ夫が起きてないので夫の体調次第ではありますが…

今日は私と夫の変わった出会いをお話ししたいと思います。

《ビジネスパートナー》

・きっかけ

私は長いこと音楽活動をしていて、もうかれこれ10年以上やっていました。

今はお休み中で、復帰するかも決めていませんが、夫と出会った時はめちゃくちゃ頑張っていた時でした。

ある時一通のDMが来ます。

「小鳥遊さんの写真をくれませんか」

全く知らない人、しかも名前を見ても男か女か分からない人からのこんなメール。

まぁ不審がりますよね(笑)

私は悪用されるんじゃないかとめっちゃ疑います。(人間不信なので)

物販でブロマイドありますよ、とか、ダウンロードも勝手にしてもいいですよ、とか、悪用しないなら、とか色々言いましたが、結局あわあわしながらも

「い、いいですよ！送りますね！」

とお気に入りらしい写真を送りました。

どうやら私のその写真がきっかけで私を知ったようなのです。

当時夫はかなり落ち込んでいて、「病み」とか「つらい」「闇」などの単語を検索していたところ私がヒットしたようで。

私は病んだ心の歌を歌っていたので(笑)

そこで私の写真を見て興味を持ったそうです。

先に言っておきますが、私はセクマイなので見た目が男っぽいです。
その写真もめっちゃ男でした。

なので夫も男か女かわからなかったそうです。

あとから聞いたんですが、男だったとしても会いに行ったそうです。

それくらい惹かれたそうで。

ありがたいですね。

・初のご対面

初めてのご対面…の前に。

夫はたまたま見に行ったライブで私も出ていることを知り、夫は一方的に私と出会いました。

その時接触はしなかったので私は知りません。

夫から見た私の印象は

「めちゃくちゃ病んでいる消えちゃいそうな人だ」

だそうです(笑)

まぁ最高に病んでたので正しいですね(笑)

・2度目の接点

夫はもともと作曲をする人で、私もオリジナル曲を作る人でした。

ある時夫が自作の曲に歌詞をつけて欲しい、と連絡してきました。

いきなりだったので？？？？となりながらも、お金をしっかり頂いて、お仕事としてやらせてもらいました。

内容は、私とお客様の関係性のような相手を思うものでした。

私のお客様への対応を見て作りたくなったんだそうです。

喜んでもらいました。

・本当の対面

しばらくして、私のライブにちゃんと連絡をした上で来ることになりました。

その時はバンドのキーボードをしていて、バンドのライブに来てくれるとのことでした。

私の第一印象は

「優しそうな人だな」

でした。

厚底を履いた私よりめっちゃ小さくて、可愛い印象と、若いお兄さんだなという考えがありました。

まさか15歳も年上とは(笑)

暗いライブハウスで見た時は30代後半くらいに思ってました(笑)
その時50近かったなんて(笑)

・2度目の来場

2度目に来てくれたのは野外ライブでした。

その日はたまたま同じ白いセーターを着ていて、なぜかいつもはそんな事しないのに、夫さん同じですねー！と抱き合ったのを覚えています。

男の人に抱きつくなんてしないんですけどね。

私の中でなんとなく見方が違ったのかも。

程なくして、夫から

「小鳥遊さんのマネージャーがしたい」

というお話をいただきました。

色々な人脈があり、芸能経験もあり(内容を話すと誰か分かるレベルの)、作曲で仕事をしていたこともあり、何かしら手伝えるとのことでした。

1人ですべてをやっていて疲れ切っていた私には願ってもない申し出でした。
ありがたくお願いしました。

《一緒になるまで》

・家に来る

少し端折って話は飛びますが、しばらくずっと手伝ってもらって、かなり信頼関係は築けていました。

ある時夫がちょっとした事件に巻き込まれてしまい、それに重なって大事な人を亡くして、とても落ち込んでいました。

私は1人がつらかったらうちに来なよ、と遊びに来るように誘いました。

当時私には同居人がいて、その人も夫のことを知っていたので3人でよくうちで会ったりしていました。

しかし夫と私が仲良くなってしまい、それに加えて私が同居人に対して不満を抱えていたので、結果私と夫のほうがうちに来る回数が増えました。

・通い妻

その間もずっとマネージャーとして手伝ってくれていましたが、私の病気の症状がひどく、いつもイライラピリピリ。
すぐ夫にブチ切れていました。

加えてコロナの影響もあり、夫は仕事を取ってくることが出来なくなりました。

あとで聞くと、私の病気の心配もあって、営業を悩んでいたそうです。

夫はそれでも私から離れず、怒られながらも一緒にいました。

私の体調がどんどん悪くなり、夫はほぼ毎日通うようになりました。
通い妻状態(笑)

世話をしてくれて、そばにいてくれて、面倒を見てくれて。
でも私は恋愛対象が女性のため、恋愛の感情は一切ありませんでした。

・同棲

毎日のように通ってくれていましたが、夫も部屋を借りています。
カラ家賃になっていました。

夫は私の経済的負担もしてくれていて、お互いにモヤモヤしていたんです。

ある時夫が

「僕はけいさんにとってどんな関係？」

と聞いてきました。

私は

「彼氏だとは思ってない」

「でも家族だと思ってる」

と答えました。

その言葉に夫は大変救われたそうです。
私もそれがきっかけで素直になれたみたいで、ブチギレることが減り、むしろ家賃が勿体ないからうちに住みなよ、というくらいに。

結局住むことになり、我が家が2人住まいに。

・結婚まで

一緒に住むようになってから自分でも驚くほど素直になり、仲良くなっていきました。

1年ほど経ってから、やはりお互いに何かあった時大変だから、あと税金が勿体ないから(笑)、という理由で内妻になることにしました。

正直私は「妻」という単語に抵抗があり、「妻」の欄に名前を書くのが大変嫌でした。

ただまぁ税金問題は大事なので(笑)内妻に。

それでさらに仲良くなり、その1年後結婚することにしました。

しかしこれにはかなり大変な事情があり、うちの親の了解を得るまでが大変でした。

うちはめちゃくちゃ昭和な考え。
古くて固いのです。

正社員じゃなきゃダメ
学歴がちゃんとしないとダメ
稼ぎがあるのか
平気な人なのか

など色々不安要素が。

でもなんとか納得させることが出来、去年の12月に結婚しました。

・現在

私は中身が男と言いましたが、実は夫は逆に女になりたかった人で、家ではどっちが男か分からない感じになっています(笑)

でも私のことをちゃんと男として見てくれて、それでも大事にしてくれる夫が大好きです。

男とか女とか全く関係なく、「私」という人間を見てくれる人が初めてだったので、本当に嬉しいです。

私は子供を作るのが絶対に嫌なので、代わりに猫が2匹とハムスターが3匹います。

可愛くて仕方ない。

夫は今体調を崩していて金銭的にギリギリな生活をしていますが、不自由なく暮らしています。

これもミニマリストになったからですね。

私の過去の物欲、浪費癖が残っていたらとても暮らしていけなかったでしょう。

物を減らして、物欲もなくなり、浪費することもなくなったおかげで、休職していても無事過ごせるようになりました。

今の幸せはミニマリストのおかげもあるんです。

そんな理由だからこそ、私はミニマリズムを発信しています。

つらい病気などがありながらも、なんとか生活していけるのは、ミニマリストに出会ったから。

ミニマリストになったから。

そんな素敵な出会いを皆様にも共有出来たらなと思っています。

いかがでしたか？

記憶を辿りながらだったので、多少ごちゃ混ぜになりましたが、私と夫はもともと「アーティスト」と「マネージャー」という関係。

つながることは有り得ませんでした。

でも夫が「お客さん」を選んでいたら今の生活は無かったでしょう。

生まれて初めて積極的に自分から近づいたと言っていました(笑)

私を見つけてくれてありがとう。
声をかけてくれてありがとう。
離れないでいてくれてありがとう。
そばにいてくれてありがとう。

周りとは少し違うつながりではありますが、本当に大好きで感謝しています。

あの時夫がそばにいなかったら、私はこの世にいなかったかもしれない。
それくらいです。

今日は楽しんできます！
雨ですけどね！(笑)

ここまで読んでくださりありがとうございました！

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それでは次回またお会いしましょう！

小鳥遊けい