#1「真・女神転生」(1992)※R5.4.14 加筆
このゲームに出会わなければ、今の自分はいないと断言できるその中の一つのゲームです。
・出会い
始まりは小学校の頃、夏休みとかに祖父の家に遊びに行ったときに触れたゲームがこのゲームでした。
祖父はゲーム好きでもあり、元々ダンジョンマスターやアイオブザビホルダーにウィザードリィといったゲームが好きで、このゲームもその中の一つでした。
そこで何かのきっかけで小学校の自分はこのゲームを触れて、そこからソフトを祖父から譲り受け、初めからプレイすることになった。
ドラクエとかの三人称視点のゲームをやっていたので、女神転生みたいな一人称視点ゲームをやるのは初めてで、現実世界の東京を舞台にしているのが衝撃でした。
それに加え神奈川県民だった子供の自分にとって東京というのを初めて知るのがこのゲームでしたね。
その分、色々と世界観やシステムに当時の小学生だった自分には追い付かなかったのと、コマンドが英語だったり(これは単なる自分がバカで)と新宿のマップの大きさに迷子になったりと苦労しまくりでした。
新宿でレジスタンスのアジトが見つからず一旦、断念。
その後、攻略本を借りたり資料を貰ったりと進めていたが、都庁の警備システムを倒した後、品川に行くのを間違えて池袋に行ってしまい、ボス鬼神ニオウにボコボコにされたところで心折れてプレイやめてしまった。
・真・女神転生 PS版
PS版が出るまで女神転生関連の作品は旧約女神転生を少し、当時デビルチルドレンがTBSにてアニメ放送されていたのもありゲームボーイを買ってやっていたぐらいでしたが、中学校一年生(2001年)頃に真・女神転生のPS版が販売される。
インターネットがそこまで発達していなかったのもあり、そのことは全然知らなかったのだが、自分が小学校にSFC版をやっていたのもあったのか、何かのきっかけに祖父からPS版を貰う。
ああ…懐かしいなと思いクリアできなかったなぁと懐かしながらとりあえずやってみる。
今までわからなかったこと自然と入るようになり、PS版の難易度もSFC版に比べて低下して、昔に比べて作品を楽しめるようになっていた。
これをきっかけに魔剣シャオや真・女神転生Ⅲnocturneをプレイするきっかけになるとは思わなかった。
この頃、PS版の攻略本の後ろにある東京の紹介を見て、次第に東京に憧れを持つようになった。
実際に舞台となった吉祥寺や新宿を歩いたり見たかった。
初めてお笑いの単独ライブで新宿に来た時、アルタをまじかで見た時は衝撃だったのを覚えています。
・ニンテンドーオンラインにて配信
それから何年後、スーパーファミコンオンラインにて配信されたのを知り、真・女神転生V発売前のつなぎとしてやってみた。
30代になり改めてプレイしてみたが、やはり面白い。
思春期の頃を色々思い出しながらプレイすると様々なことがよみがえる
ロックマン大博覧会(何でそこで)にて祖父が攻略本と資料を渡してくれたり
ターミナルのセーブ後の台詞を見て夜が怖くなったり
高校生になって秋葉原で改めてSFC版を購入したりと
色々蘇りながらプレイしていたら、大天使ウリエルを倒さずにミカエルを倒してしまっていた(すまん)
当時は誰もやっていなくて、話す人も誰もいなかった。
大人になってSNSもあり、おすすめのゲームは何と聞かれた時にこのゲームを進めることもあったのだが「怖いからちょっと…」という言葉を貰いました。
正直、バイオとかだって怖いじゃんと心の中で思ったり、他の人から進められてたゲームはやるんかいと思うのもあったので、自分からこのゲームを紹介することはやめました。
やりたい人間は何かのタイミングでいつか引き込まれてプレイすると思いますので。
・雰囲気でも怖い(※R5.4.14 追記)
ATLUSのロゴが真っ暗な画面かつ無音で出てくるのが怖かった。
しかも色彩がクリスタルみたいな感じが異様な雰囲気を出しているみたいで。。。
こうしてみるとだいぶまろやかになったんじゃないかと。
そこから魔法陣やったりサブリミナルで入るゲーム画面とキーボード入力、タイトルバックのうっすら見える曼陀羅と赤字の明朝体がもうやる前から雰囲気を出していて…。
小学生頃は決定音でさえも怖いと思ってました。
音が他のRPGに比べて、甲高くてされに無機質な3Dマップもあって押すたびに嫌でしたね。。。
PS版になって3Dマップの床や壁にも模様や装飾など施して、大分雰囲気も明るくなったし、決定音もまろやかになったか大分、怖さも減って夜でもやれるなった…。
・悪魔
この作品を通じて、妖怪や神話などが好きになりました。
自分が戦ったりパーティーに入れた悪魔の、調べたり元ネタを探したりするのがとても好きでした。
ピクシーやジャックフロストといった今も有名な悪魔も好きですし、アマノサクガミやゴトウといったのも好きですが、個人的にマシン クグツという悪魔が好きで印象深かったです。
まずマネキンが敵になるというのと、無機質なあの感じアーケード街に上部から突然現れて人間を襲うというのが自分の中で衝撃でした。
PS版にリメイクされた時に、金子一馬氏の悪魔のイラストも一部新しくなってその中にクグツが入っていて、旧イラストよりも頭の壊れぐらいと塗装の剥げた感じがとても不気味に描かれつつ、スタイリッシュなポージングと無機質な感じの表情がとても美しく感じ、そこから自分は悪魔絵師の虜になってしまうきっかけになった。
スライムも元々ドラクエのプリんとしたあの形状をイメージしたのが、メガテンではゼリー状でドロドロな感じだったり、屍鬼ボディコニアンやオバタリアンといった当時の時事や世相が読み取れてとても好きでしたね。
・音楽
・カテドラル
小学校に始めてやった時は、祖父のソフトだったので何もわからずに最終面のカテドラルでプレイしていたので、初めてのメガテン曲はこれでした。
大聖堂に相応しい神々しさあるボリューミーな音楽と雰囲気が漂って、ラスダンに相応しいのもので印象深かったです。
PS版は冒頭のメロディがなくなってすぐにメインに入ってちと寂しかった。
・ターミナル
ターミナルの曲は本当に不気味で怖かった。
セーブポイントって教会の安心したところで記録するというのがイメージだったのが、入った瞬間のあのダークな感じと不安を仰ぐようなじとーとした部屋の感じがとても恐怖。
で、何とかセーブして終わろうとしたら…
「おやすみのあいだ悪魔に肉体を乗っ取られぬようお気をつけて・・・」
その夜、眠れなかった小学生の思い出。
・銀座
渋谷とか重々しいかった曲から一転、ロック調のダンジョンなのがとても印象深かった。
実際、現実の銀座行くと真3の方のギンザの曲が流れそうな場所なので、その曲はどうしてこんな感じにしたのかなと未だに不思議。
そこから同じ増子司氏が作曲している、ブレイゾンや宇宙の騎士テッカマンブレードを聴くのこれまた良き。
色々思い出しながら、ああでもないこうでもないと色々パソコンに向かって打ち込んでいるが、やはりまだ描き足りないような気がする…。
また思い出したり、語りたいのがあったら追記や加筆でもしようと思うので、今日はここまで。
終
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