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根岸S予想~東京開幕・末脚炸裂~

2/2(日)東京競馬場で開催される根岸S(ダート1400m)の予想になります。

12月の始まりから続いた中山開催が終了し舞台は久しぶりの東京へ移りその開幕重賞。

神奈川県の根岸にかつて存在した競馬場より命名されたこの重賞を勝つ馬は果たして(今回の表紙は昨年8月に実際に見学に行った根岸競馬場跡の写真になります。)

なお東京レースは別配信のお昼のレースを除くと買いたいレースが無いためこのnoteは根岸Sのみの予想となります。

枠順

根岸S傾向(過去10年)


産駒別成績

注目は子供たちの傾向が随所な点

プリサイスエンド、HennyHughes、Discreet Cat、トワイニング、SpringAt Lastが6勝を占めている。

この馬たちは全てアメリカからの輸入馬、アメリカから輸入した種牡馬の子供たちという点。これは東京のダートで活躍する種牡馬の傾向ともリンクしているので当たり前といえば当たり前。

ゴールドアリュール産駒は結果を残しているがいずれも後方一気を出来る決め手のある馬のみが馬券になっている。

産駒のタイプとしては決め手のある米国産種牡馬、競走馬が中心になってくる。

人気別成績

1番人気は連対率、複勝率がいずれも60%で複勝率やや高めと同時に馬連の軸にしやすいレース。

2番人気以降は最高で複勝率40%とやや低く10番人気、6番人気が複数回絡むなど荒れる傾向。末脚勝負のレースゆえに騎手の仕掛けどころや技量も試されるところがあるので人気通りでは上手くいかないところがある。

枠別成績

2枠以外は複勝圏は満遍なく来ている。8枠は勝ち馬以外は全て馬券外なので決め手がある何かがない限りは切っても良さそう。

ちなみに8枠で過去勝利した馬はモーニン、ノンコノユメといずれも次のフェブラリーSでG1制覇を成し遂げている。

以上の観点から今回は

① ストームキャット系などに代表されるアメリカ系種牡馬・輸入馬
② 上り勝負の決め手がある馬

この2点を重視して予想をしてまいります。よろしくお願いします。

推奨馬

本命 

15 ダノンフェイス(田辺) 予想 5番人気

前々走武蔵野Sでは人気薄3着と激走。前走すばるSでは川田騎手を配置してさすがに人気薄激走の次のレースという事で過剰人気に感じたが他馬を豪快に差し切り快勝。

東京のダート1400mは決め手のあることが必須だがそれを兼ね備えている馬なだけに楽しみなところもある。

さて、傾向では米国産馬、米国種牡馬ではないの?と思うかもしれませんがこれには理由があります。

このnoteの傾向を書き上げた後にJRAより凍結剤の投入が発表されました。凍結剤というのはダートコースの砂の中に含まれる水分が凍り付かないように撒かれる薬なのですがこれを撒かれたダートコースというのは非常に重たくなってしまうデメリットがあります。そうなってしまうと本来東京コースで強い軽い砂を駆け上がれるタイプには不向きな馬場になってしまいます。

それであれば地方競馬のダートコースのようなパワーを要する馬場に強いキングマンボ系のキングカメハメハ産駒のこの馬を本命に選ぶことにした。

もちろん根岸Sの8枠の成績は非常に悪いという不安点は承知で更にキングカメハメハ産駒のこの条件のデータの悪さも全て承知しているが、今年は変則的な条件、パワー必須ということで違った化学変化が起こる可能性を見込んでみたい。

鞍上の田辺騎手もここを勝利したとしてもフェブラリーSはアルクトスの鞍上が決定しているので次を考えた騎乗をする必要もないのでお釣りのない騎乗をしてくるはず。

対抗

4 ワンダーリーデル(横山典)予想 4番人気

チャンピオンズCはレベルの差が出てしまい大敗してしまったがここは再び得意な東京舞台へ。

武蔵野Sを勝利しているがこの馬は1400m、東京競馬場。今回この2つが重なったとなるとやはり狙い目にはなりそう。

また血統面でもこのレース必須のストームキャット系譜という点、また次走フェブラリーSではまた能力が足りないことをある程度陣営も把握しているはずなので次を見据えるなど考えずここをあくまで制覇することを最優先にした仕上がりを期待。

本命が今回は珍しく血統面を無視した馬を選んだので対抗は逆に血統面でプラス要素が重なる馬から厳選。

3番手

コパノキッキング(マーフィー)予想 1番人気(圧倒的)

昨年度のこのレースの覇者。この一年間藤田菜七子騎手とのコンビで様々な経験を積んできたが1年ぶりに今回はマーフィー騎手とのコンビ。

この馬も次走はフェブラリーSと明言をしてはいるが距離が長いことは陣営もわかっていることなので次を全力で仕上げるという発想はないように感じる仕上げ具合。

しかし、凍結剤の散布されたパワーの必須の馬場となると1400mでは最後の1ハロンが緩んでしまうのではないか?という不安がある。昨年浦和競馬場で行われたJBCスプリントでは誰もが勝利を確信したにもかかわらず地方所属のブルドックボスに差し切れており本質的には1200mが限界というのが露呈してしまった。

更に昨年より斤量はプラス2kgの58kg。JBCよりも1kgプラスと考えると条件的には厳しいようにも見える。地方競馬場でのこれまでの実績や経験を見ても決して重い砂が苦手ということはないがやはり中央の軽いダートコース向き。(そんな都合のいい1200mは中央競馬に存在しないゆえ地方を走るしかないのが現実)

昨年と違い先行力がついてしまった=無理やり抑える競馬をすればかかってしまう。となるとマーフィー騎手もこの馬の底力を信じて最後まで駆け抜けるしかないがそれで捕まったのがJBCスプリントとなると今回は疑問が残る。

しかし昨年の覇者があっさり負けるというのも少し考えにくく鞍上も土曜日5勝、この条件で好走率の高いマーフィー騎手となると切るにも切れないところがあるので相手には加えておきたい。

以下4番手に人気薄ながら前走はカペラS2着の1 テーオージーニアス、5番手に調教が緩いとはいえ左回りの安定感は高い3 ミッキーワイルドを加えたい。

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買い目

単勝

15

複勝(本線)

15

ワイド

4-15

馬連

4.15-1.3.5

凍結剤散布の結果、能力と関係ないところの作用が強すぎるレースになりそうな予感がするので個人的な馬券は単勝、複勝、ワイドの3点のみにするつもりです。

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