日曜は札幌の短距離戦は荒れた一方で関東、関西の新馬戦は順当に決着。

東京5Rでは注目していたヴァーンフリートがまずは新馬戦を勝ち上がる。2着のグランシエロはスタートの改善、3着のアンビションは東京競馬場で馬場恩恵を受けれる枠順であればすぐに勝ち上がりそう。

4着に敗れたフィフティシェビーは芝のレースとはいえこのメンバーに完敗し5着のビレッチライナーとギリギリ程度となると芝での適性はなさそう（ウマ娘でいうと適性Cくらいだろうか？）だがこの馬の場合はダートで使うことが前提。後は番組次第といったところだろう。

ちなみに日曜日は佐賀の新馬戦で推奨した馬がいずれも2着、1着。わざわざ誇る様な内容や予想ではないのでこちらについては割愛する。地方競馬の番組把握をしていないが今後も不定期でこちらもやっていこうと思う。

土曜日は東京、阪神の新馬戦を予想。当初ダートはやりたくないと公言していたがそれ以上に札幌の芝1200mの新馬戦を予想したくないので天秤にかけた結果こちらを選んだ。日曜日は東西の芝の新馬戦を予想していく（北海道はマイル～中距離以外は今年は完全スルーする）
※北海道の短距離戦に出てくる馬が来年のクラシックに直結する可能性は限りなく0に近いので先々追いかける馬が出てこないという事情もある（一昨年のビアンフェみたいな馬が出てくれば話は別だが）

では今週もよろしくお願いします。

概要

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予想①

阪神5R
2歳新馬戦（ダート 1200m）馬場想定 重～不良

枠順

推奨馬

14 キモンエクスプレス（藤岡康太）

今年地方競馬の新馬戦で勝ち上がりが良いコパノリッキー産駒の出がらしとなる一頭。母は門別デビューでエーデルワイス賞を2着など重賞2勝の活躍で2016年に引退しこの馬は3番目の子供となる。これまでの兄弟は短距離芝G1馬コパノリチャードを種付けし兄弟2頭はいずれも門別競馬場でデビュー。新馬戦こそ取りこぼすがしっかりと白星を挙げていずれも現在は南関東競馬に所属。

コパノリチャードは芝適性が強くダート適性が皆無だったことを考えるとダート色が強いこちらを付けた方が短距離ダートではいい走りをしてくれそうで期待をしている。母父のサウスヴィグラスについては今更語る必要はないだろう。

何よりコパノリッキー産駒のここまでの活躍を見ているとゲートの出が上手く二の脚が速い馬が多い。トレーニング施設でゲート練習を徹底しているのも大きいのかもしれないがそれにしてもゲートで出遅れる馬が少なく父も逃げ馬だったことを考えると脚質の遺伝が上手く出来ているのだろう。そしてこの点はまだ世の中にばれていないのも大きい（門別、佐賀、水沢の新馬戦など熱心に見ている人の層など察するものがある）

陣営は仕上がりはよく坂路中心の追い切りの動きには評価をつけている。ゲートについてはやってみないとわからないと答えるが苦手だったり暴れるようなコメントは出しておらず半面で「5分のスタートなら」と答えるので二の脚については自信はありそう。

恐らく阪神は重馬場になるので前に付けれないとその時点で何頭かは脱落するので内がぽっかり空けば切り込んで内に入り込むことも可能。もっとも14番という外枠になったのはマイナスな気もするし、一方で泥を被ったり内で揉まれたりするリスクが消えたのは大きいと思う面もあり何とも言えないが。

この馬主なので恐らく中央で何回か走らせて見込みが無ければ門別、高知のどちらかへ移籍させてそのうち南関東競馬に移籍する算段な気もするが中央競馬でもコパノリッキー産駒を今年は追ってみたいのでまずはその最初の馬を取り上げておく。

相手については仕上がりと短距離適性が高そうなところを中心。ただし1番人気想定のドレフォン産駒フェズカズマは仕上がり面が個人的には疑問が残っている。

完成度は良いという陣営のコメントの一方で気性面は課題でゲートをどれくらい上手く出れるか？

どちらにしても後方一気のような器用な競馬が繰り広げられる条件でも距離でもないので未知数のゲート、二の脚という部分を乗り越えれば人気関係なくどの馬も走ってきそうではある。

買い目

単勝

14

馬連（ワイド）

14-2.7.9.10.16

予想②

東京5R
2歳新馬戦（芝 1600m）馬場想定 重～不良

枠順

推奨馬

7 シンボリックレルム（武藤）

一週前段階から仕上がりが良さそうで注目していたエピファネイア産駒。今週は有力馬が多いがその一方で雨が降ると印が下がりそうな馬が多いだけに一発妙味にも期待。

2週前の中京の新馬戦にてエピファネイア産駒の馬場成績を出したが改めて東京コースでの成績を紹介する。

瞬発力や上りの速さが求められる分、東京コースでは中京よりは数字を落としてしまうが、新馬戦からパワーを要求される舞台となるならこういう馬に注目してみたい。

一週前に美浦の南Wを稍重で67.9秒、終い12.9秒を馬なりで走っており、最終追い切りも同じく稍重で71.2、終い12.9秒の時計でまとめた。最終追い切りで上積みが無かったので状態はここが一杯なのだろう。陣営は発馬に関しては水準レベルな一方で前進気勢な気性面は評価。

スローからの瞬発力勝負だと分が悪そうなだけに繰り返しになるが当日の馬場恩恵と現在内の馬場が壊滅してる東京で最後の直線いかに早く外に持ち出せるかがカギとなる。

社台ファーム生産、吉田千津氏の所有馬、それにも関わらず水野厩舎所属で所属騎手の武藤騎手が騎乗という点で陣営がどこまで期待しているかは不明だがとりあえず初戦は注目してその内容を見て追いかけるか追いかけないか決めたいと思う。

相手についてだがこの点は当日の朝～昼になってみないとまったく決まらないというのが正直なところだ。例えば有力馬の一頭であるフェニックスループは兄弟を見ても雨が降るのが許されないタイプ。アライバルも父ハービンジャーながら母は体質の弱いクルミナルなのでパワーを要する馬場では疑問符が残る（てかこの馬、東京ではなく札幌か函館で良かったのでは？）

一応の印はつけるが馬券的には単複中心で直前の馬場を見ながら少し変える点があるかもしれない。

マイシンフォニーは気性難の部分があるのに輸送、揉まれるかつ伸びない内枠という事で軽視。鞍上も芝で馬が追えないのか成績が低迷しておりスッと自分で行けない限りは・・・。

追記

東京都内は4時ごろから馬場に影響を与えるレベルの雨量。切れ味や瞬発力皆無の馬場になりそうでその点を踏まえて印と買い目を大幅に変更。

本命は同じだが相手は重馬場適性のありそうなところを中心に。

買い目

単複

7

馬連（ワイド）

7-4.10.11.13.14