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【関東募集31~40 血統分析】 キャロットクラブ2022 1歳馬募集 

次にNo.31~No.40までの分析です。
注目のレイデオロ、ミッキーアイル、オルフェーヴル、シュヴァルグラン、スワーヴリチャード、ダイワメジャー産駒までです。

では入ります。

―クラブ初のダービー馬:レイデオロ―

● レイデオロ産駒の狙い                                                                              
レイデオロは東京優駿を制しましたが、配合をみるとダートでもと思えるのが特徴で、産駒実績のない現状では、そのイメージ(PW要素が強い)が伝わるではないかと思っています。


関東募集No.31 アイヴィベルの21 牡


父)レイデオロ
母父)Archarcharch
 
簡易血統分析)
母系がRoberto×Storm Catなのでパワースピード豊富、レイデオロ産駒はダートでもと思っているので、この配合であればダート中距離上級戦で活躍を期待したい配合です。
 
評価)
☆☆☆☆

募集金額)
4,600万円(11.5万/口)
 
 

関東募集No.32 アイヴィベルの21 メス


父)レイデオロ
母父)ディープインパクト
 
簡易血統分析)
母はディープインパクト産駒でも重厚で、スタミナ寄りの配合馬。レイデオロもキングカメハメハ×Roberto配合なので、スピード面に少し不安の残る種牡馬です。当馬の募集金額を考えるとG1戦線で活躍を期待したいので、となるとダート中距離馬に仕上がればと考えます。
 
評価)
☆☆☆☆

募集金額)
5,000万円(12.5万/口)

新種牡馬 レイデオロ産駒の関東馬募集2頭は高配合。
個人的にはダート戦線でこそと思っていますが、どう出るでしょうか。
この結果は2,3年後楽しみです。
 
―種牡馬:ミッキーアイル―

● ミッキーアイル産駒の狙い                                                                              
キャロットクラブのミッキーアイル産駒の中で回収率の高い3頭は共に濃いクロスが発生しています。
父母でサンデーサイレンス or Nureyevのクロスを発生。 

関東募集No.33 スプリングゲイルの21 牡


父)ミッキーアイル
母父)キンシャサノキセキ
 
簡易血統分析)
サンデーサイレンスのクロス配合はミッキーアイル産駒にとってはプラス。さらにHaloのクロスが3本、Lyphardの影響があると思うので、短距離を先行して押し切る競馬向き。

評価)
☆☆☆

募集金額)
2,400万円(6万/口)
 

関東募集No.34 コナブリュワーズの21 メス


父)ミッキーアイル
母父)キングカメハメハ
 
簡易血統分析)
サンデーサイレンスのクロス配合はミッキーアイル産駒にとってはプラス。母系根幹がキングカメハメハ×Deputy Ministerなので、力強く12―1600m戦をハイペースでグイグイ引っ張りたい配合馬。

評価)
☆☆☆

募集金額)
2,400万円(6万/口)

―種牡馬:オルフェーヴル―

● オルフェーヴル産駒の狙い                                                                              
三冠馬オルフェーヴルは凱旋門賞で2着など配合面でも重厚感があります。産駒の母系が軽ければ芝向き、パワーに寄ればダート向き。距離は共に中距離が主戦という分析です。

関東募集No.35 ミセスワタナベの21 牡


父)オルフェーヴル
母父)Tapizar
 
簡易血統分析)
母系がA.P.Indy×Mr.Prospecter系統になるので、オルフェーヴル産駒に母系でパワースピードを補填。オルフェーヴルは少し重厚な印象があるので、この補填は好印象。芝ダ兼用 中距離馬に仕上がれば楽しみです。

評価)
☆☆☆

募集金額)
3,000万円(7.5万/口)
 
 
―種牡馬:シュヴァルグラン―

● シュヴァルグラン産駒の狙い                                                                              
まだまだ傾向の見えない段階での分析になりますが、シュヴァルグランの配合はハーツクライを父に持ち、底にNureyevが入るので産駒はマイラーにでるような印象を持っています。この分析を基に募集馬の特徴を読み解きます。

関東募集No.36 エンプレスティアラの21 牡


父)シュヴァルグラン
母父)クロフネ
 
簡易血統分析)
母系根幹がクロフネ×Seeking the Goldなのでよりパワースピードを補填。産駒は12-1800m小回り向きではないかと考えます。

評価)
☆☆☆

募集金額)
2,000万円(5万/口)
 
―種牡馬:スワーヴリチャード―

● スワーヴリチャード産駒の狙い                                                                              
スワーヴリチャードはシュヴァルグランと同じくハーツクライ産駒になりますが、配合面では母系がMr.Prospecter×Seattle Slew配合。産駒の距離適性は基本、短くなる印象です。(シュヴァルグランと同じ印象)この分析を基に募集馬の特徴を読み解きます。


関東募集No.37 ジンジャーパンチの21 牡


父)スワーヴリチャード
母父)Awesome Again
 
簡易血統分析)
母系根幹がDeputy Minister×Bold Ruler系統なのでPW向き。
距離は長めよりも短めに出そうです。

評価)
☆☆☆

募集金額)
5,000万円(12.5万/口)
 
 

関東募集No.38 トップライナーⅡの21 メス


父)スワーヴリチャード
母父)サンダーガルチ
 
簡易血統分析)
母父がサンダーガルチ、底がIn Realityなので字面で考えると12-1600m向きの配合かなと。バランスの良い配合なので、当馬がスワーヴリチャード産駒の物差しになればと思います。

評価)
☆☆☆☆

募集金額)
2,400万円(6万/口)
 
 
―種牡馬:ダイワメジャー―

● ダイワメジャー産駒の狙い                                                                              
種牡馬としての実績は抜群ですが、産駒実績のほとんどが芝、そして短距離~マイルの集中しています。この父で中距離、長距離を求めるのは不自然ですし、産駒は母系でパワー、スピードを補填し、キレイな短距離配合の募集馬を狙うのが流れではないかと考えます。


関東募集No.39 アンフィトリテⅡの21 牡


父)ダイワメジャー
母父)Sebring
 
簡易血統分析)
母父がHalo系統になり、母系でDanzigのクロス。短距離志向の強いダイワメジャーを父に持ちますので、12-1400m戦で先行して押し切る競馬向きかなと。本質的には小回り向き。

評価)
☆☆☆☆

募集金額)
5,000万円(12.5万/口)
 

関東募集No.40 シンギングメリリーの21 メス


父)ダイワメジャー
母父)Ghostzapper
 
簡易血統分析)
母系の配列がDeputy Minister、In Reality、Capote、Storm Cat系統が並ぶので、パワースピードに富んだ系統です。距離志向の強いダイワメジャーを父に持ちますので、1200m戦で先行して押し切る競馬向きかなと。ダートでもと思います。

評価)
☆☆☆☆

募集金額)
2,000万円(5万/口)

今年の関東募集のダイワメジャー産駒2頭は共に配合面で狙いが分かる良い配合です。共に☆4つです。


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