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恵文社のメールマガジン「一乗寺通信」コラム執筆陣のご紹介

毎週金曜日の夜に発行している当店のメールマガジン「一乗寺通信」。冒頭のコラムでは、週ごとに多彩なゲストをお迎えしてお送りしています。

恵文社のメールマガジン
「一乗寺通信」について

はじまりは書店部門のベテランスタッフによるコラム「本屋の隅っこから」でした。(※現在は連載終了)

長年この地で恵文社が歩んできた道のりとお客さまを見続けてきた柔らかな視点から生まれるコラムはどこか懐かしくもあり、かつての情景、今日までの人と場の交わりに思いを馳せては豊かに心動かされたものでした。

お客さまはもちろん、スタッフにもファンの多かったコラム。先日の台風による臨時休業の際には、当店インスタグラムにて特別にバックナンバーをお送りしましたが、いかがでしたでしょうか?今後はみなさまに広くお楽しみいただけるよう、目下準備中です。

二人目は、文筆業と平行し有機農家としても独立予定の書店部門元スタッフ・鎌田裕樹さんの「畑のこぼれ話」。

現在は農家での修行とともに、文芸誌『群像』での連載「野良の暦」や『ベスト・エッセイ2023』へエッセイの掲載、京都新聞書評欄への寄稿、ラジオ配信など、多忙に活動されています。旬や自然のうつろいを間近で見つめている鎌田さんならではのコラム。天気や土、植物、虫…自然と向き合う暮らしから紡がれる言葉や文章には、すっとこちらの背筋が伸びるようなまっすぐでしなやかな力強さがあります。

文芸誌『群像』(講談社)、橋本亮二『手紙を書くよ』(十七時退勤社)
『ベスト・エッセイ2023』(編:日本文藝家協会)

鎌田裕樹
1991年、千葉県生まれ。
有機農家見習い。文筆業。元・書店部門スタッフ。
文芸誌『群像』(講談社)にて、エッセイ「野良の暦」月刊連載中。
月刊PHP 2023年4月号にインタビュー、『ベスト・エッセイ2023』(編:日本文藝家協会)に「本と引っ越し」掲載。
嶋田詔太(本屋プラグ)・磯上竜也(toi books)とともに「SANBON RADIO」配信中。
HP:かまたき文庫 Twitter:@Tuning_Books

三人目は、看板にショップカード、スタンプなど、当店のビジュアル面を長きに渡り支えてくださっているイラストレーターのひろせべにさん。

コラムはその名も「レモンケーキボーイのようこそ!さしすせ相談室」。べにさんの描くユニークなキャラクターがみなさんのお悩みや疑問に答えてくれる楽しいコラムです。かわいいだけじゃない、シュールで不思議な魅力。そんなべにさんワールドを本コラムでも存分に発揮していただいています。

お悩みや疑問を募集中!
詳しくはこちら

毎月届く手描きの原稿は、隅から隅までべにさんワールドが炸裂。

ひろせべに
絵描き、漫画家、粘土作家。
各地のギャラリーや喫茶店で個展を開催、絵本や書籍の挿画も手掛ける。
松田青子『なんでそんなことするの?』、中脇初枝(編)『あそびうたするもの』シリーズ(福音館書店)、梨木香歩『ほんとうのリーダーのみつけかた』(岩波書店)
HP:hirose beni

そういえば、かつて当店が発行していたフリーペーパーに「一乗寺ガイドジャーナル」というものがありました。当店やご近所の毎月のイベント情報がイラストとテキストで1枚にまとめられたもの。原稿はすべてべにさんの手描き(!)という、なんとも贅沢なペーパーでした。

ざらりとした紙にレトロな印刷。
毎月の発行を心待ちにしていた方も多かったはず。
(スタッフ私物コレクション)


四人目は、ホホホ座の松本伸哉さん。

浄土寺センター、ホホホ座ねどこ、一般社団法人ホホホ座浄土寺座など、古書店としてだけでなくさまざまな視点から浄土寺を捉え、福祉や相談支援など地域に根付いた活動をされている松本さんの視点が光る「浄土寺通信」。旬の野菜から考える「当たり前」について、お盆の過ごし方に見る信仰…。その切り口は、何気ない私たちの日常に深みと考える余白を持たせてくれます。

ホホホ座・山下賢二さんとの共著
『ホホホ座の反省文』(ミシマ社)

松本伸哉
京都府舞鶴市出身。
レコード店経営、映画の仕事などを経て、ホホホ座を結成。
HP:ホホホ座 Twitter:@hohohoza2kai Instagram:@jyodojicenter_hohohozanedoko

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毎回個性あふれるゲストのみなさんに支えられているメールマガジン。冒頭のコラムで、その週のメールマガジンの雰囲気が変化するのも面白いところ。ご感想やお悩み・疑問など、よければお気軽にお寄せいただけると嬉しいです。いただいた内容はコラムでご紹介させていただくことがあります。

今後は新たなゲストの方も予定しています。これからの配信も楽しみにしていてくださいね。

(岡本)


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